LinkedInは海外転職や外資系就職に必須|レジュメとの違いを解説します!

今やLinkedInは外資系や海外転職市場では皆使っています。でも使い方はレジュメとは違うんです。


海外転職市場ではLinkedIn(リンクトイン)に登録していなければ、存在していないのと同じ扱いを受けます。日本国内でも外資系への転職を考えているならその状況は同じと考えて良いでしょう。

 

海外転職や外資系のリクルーターは、気になる応募者がいたらLinkedInのプロフィールをまず見に行きます。また、良い候補者がいないか、絶えずLikedIn内を探しています。

 

海外転職や外資転職市場では、求職者は必ず英語でLinkedInプロフィールを用意しましょう。(日本語等、複数言語も可能です。)

世界のどこから声がかかるかわかりません。

 

カエデとは ☞ >> 大人になってから英語とフランス語を習得したマルチリンガル。IBM、キャノンなど有名外資系及びグローバルカンパニーにて勤務。カナダ在住。

 

LinkedInの紹介ビデオはこちら ☟

*ビデオのように、リンクトインは、海外転職や外資系就職を含むビジネスに特化した個人ブランディングツールと考えます。

 

LinkedInプロフィールとレジュメはどちらも仕事探しには大事なツールですが、似ているようでいて違う使い方をします。

カエデも、昔はレジュメをLinkedInにコピーペーストしただけでしたが、今ではLinkedInの特徴を使って独自性を持たせていますよ。

 

カナダ職歴20年のカエデもよく利用している米系転職インフォメーションサイト、 the museの記事、”Wait, Don’t Just Copy and Paste: There Are Real Differences Between LinkedIn and Your Resume”(「コピペ待って!LinkedInとレジュメは違う!」を参考に、レジュメとの違いを解説します。

 

LinkedInを使って、あなたの個性が光るブランディングをしてリクルーターやLinkedInメンバーの興味を惹きましょう。

 

この記事のおすすめ読者

1.外資系へ転職活動中の人。

2.海外で転職活動中の人。

3.英語で仕事をしたい人。

4.LinkedInの使い方を知りたい人。

 

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1.【LinkedInは海外転職や外資系就職に必須】もっと具体的に書こう

ビルゲイツのLinkedInプロフィール

 

レジュメは、職歴やスキルの情報を1~2枚でコンパクトに収めることが大事ですが、LinkedInは、海外転職や外資系就職で個性を出したパーソナル・ブランディングに力を発揮するツールです。

 

LinkedInにはレジュメよりたくさんの情報を載せることができます。

しかし、ただ単に、こなしたプロジェクトの羅列やスキルのポートフォリオを長くすることが目的ではないんです。

 

LinkedInとレジュメ2つ揃うと最強

 

レジュメではよく箇条書きにしますが、それでは個性が出にくいですね。

LinkedInでは、レジュメでは説明しきれない裏話や興味をそそる逸話を披露することができます

 

カエデ
LinkedInはパーソナル・ブランディング!

では、LinkedInとレジュメの職歴欄を比べてみましょう。

レジュメでの職歴の一部がこうだとします。

“Grew sales by 25% by implementing referral program and expanding customer base…”

「紹介プログラムと顧客ベースの○○を導入することによって売り上げを25%成長させた。」

 

ところが、それがLinkedInではこう書くことができます。

“I accepted a Sales role with Dropbox after meeting the company’s CEO at the 2015 SaaS Convention. My previous SaaS selling experience allowed me to usher immediate results, such as growing our customer base by…”

「2015年のSaaSコンベンションでDropboxのCEOにお会いした後、私は同社の営業責任者のポジションを引き受けました。SaaSで得た営業経験によって、いち早く結果を出すことに成功しました。その中には○○による顧客ベースの増加が。。。」

 

ご覧のように、レジュメでは無味乾燥に見える内容が、LinkedInではより詳細を説明できます。このように、ビジネス成果の裏側にあるストーリーを書くことができるのです。

レジュメでは職歴をコンパクトに網羅し、LinkedInで人格の肉付けをすると考えるとよいでしょう。2つ揃えてあなたの人物像が浮かび上がるように使いましょう。

 

カエデ
2つ揃えば完璧!

 

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LinkedInで気をつけること

 

ただし、どのようなSNSも同じで、LinkedInにも気をつけなければいけないことがあります。

① 企業秘密を公開しないように気をつけましょう。

② 行き過ぎた個人情報の公開にも気をつけましょう

 

家族写真やプライベートイベント等は、LinkedInのビジネス限定の目的からは離れていきます。LinkedInはFacebookではありません。

LinkedInはレジュメとは違った角度から見せるあなたのキャリア・ストーリー。

レジュメのコピペだけに使うにはもったいなさすぎますね!

 

カエデ
使い方を間違うともったいない。

 

2. ターゲットを狭めない

英文レジュメでは、応募する職種やポジションに自分がフィットするように、求人内容に合わせて内容をその都度書き換えたりしますね。

しかし、LinkedInでは、狭い業種や興味でネットワークで繋がる人を特定すると、海外転職や外資就職のチャンスを狭めてしまう可能性があります。

というのは、LinkedInの中では、誰が誰と繋がっていたり、誰が誰を知っているかわからないからです。

 

例えば、あなたがIT分野で転職したいと思っています。しかし、あなたのLindedInプロフィールがITの専門用語で埋まっていたら、IT以外の人は興味を持てませんね。

でも、もしあなたがIT以外で面白いTED Talksをタイムラインに流したら、または、誰でも使えそうなGoogle Chromeの裏技をLinkedInの記事に上げたら、あなたに興味を持った誰かが、その人の兄の働くITの会社で人を探している特別な情報を、あなたに教えてくれるかもしれません

 

LinkedInpプロフィールは、専門分野外の人でも、あなたの人柄や興味を知って繋がりたいと思わせるように書く必要があります。

 

カエデ
色々なバックグラウンドの人に興味を持ってもらいましょう。

 

3. 推薦してもらおう

LinkedInには他者から推薦してもらう機能があります。

「スキルと推薦」の画面です。 ☟

LinkedInスキルと推薦

人って、本人が自分の能力を売り込む言葉より、第3者の言葉のほうを信じるものですね。

 

本人が「私はリーダーシップ力があります!」というより、誰かに「○○さんのリーダーシップのお陰で大事なプロジェクトが成功した。」と言ってもらったほうがインパクトが大きいでしょう。

 

LinkedInの推薦機能は2種類あります。

① 自分が選んだスキルを繋がっている人にクリックで推薦してもらう。

② 実際に推薦文を書いてもらう。

 

推薦文を書いてもらえるようにリクエストすることもできますよ。その場合は、自分のこんなところを推薦してもらいたいと具体的にお願いすると、相手も書きやすいでしょう。

この機能を使わないのはもったいないですね!

 

カエデ
自分をよく知る人に推薦してもらいましょう!

 

4. 少しユルくても大丈夫

レジュメのような無味乾燥な固い語調や、本の巻末の作者紹介のような文体では、LinkedInでは誰も読んでくれません。

誰かに語りかけるような文体で書き、その中に、あなたの実力や人柄を表す事柄を散りばめてみましょう。LinkedInでは固すぎないくらいが丁度よいようです。

 

あなたが仕事をしている姿が見に浮かぶように読者に語りかけましょう。

① 単に仕事上での実績を書くだけなく、なぜその仕事が好きなのか

② どの分野で何年働いたという数字ではなく、最初の入り口はなんだったのか。

③ 一緒に働いて楽しかったチーム。

④ 職業上の信条や理念。

⑤ どんなタイプのプロジェクトにわくわくするのか。

カエデ
あなたの姿が目に浮かぶように!

例えばサマリーに次のように書くことができます。

“As an entrepreneur, sizing up situations and pulling together the best people, resources, and solutions to address business challenges isn’t just a skill—it’s my second nature. My 10-year background of success in home healthcare started with a genuine passion for addressing changes to this industry by…”

「起業家として、事業を大きくしたり、優秀な人材及び有用なリソースを集めたり、問題を解決していく能力は単なるスキルではありません。それは、私の第二の人格と言っていいでしょう。10年に及ぶ在宅介護での事業の成功は、この業界に変革を起こしたいと思う私の純粋なパッションでした。。。」

 

下書きができたら、友達に読んでもらい、あなたらしいか、仕事への情熱をうまく表現されているか、みてもらいましょう。必ず英語ネイティブで仕事経験のある人に英語を添削してもらいましょう

 

カエデ
ネイティブでも英語で高等教育を受けた人に見てもらいましょう。

 

まとめ

海外転職市場でも、多くの人がLinkedInとレジュメの使い方を混同しています。

 

どちらもあなたのプロフェッショナルな実績を説明するツールですが、使い方の違いを理解してプロフィールに肉付けすると、レジュメだけではわからないあなたの人柄が見えてきますよ

 

何度も言いますが、あなたのレジュメ等に興味をもった海外や外資系のリクルーターは、必ずあなたのLinkedInプロフィールを見に来ます。

LinkedInであなたの人間的な魅力や仕事に対する情熱を説明できていたら、あなたに連絡が来る可能性はずっと高くなります

 

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