【LinkedIn英語プロフィールの書き方はこれ!】インパクトのある自己プロデュースを発信しよう

海外や国内外資系への転職に必要なLinkedInの英語プロフィールの書き方を紹介します!特に自己紹介であるプロフィールサマリーは最重要!

ヘッドラインで自分は何者かを強調してね!

 

世界200か国で7億人以上のユーザーがいるLinkedIn(リンクトイン)ビジネスに特化したネットワーキングのためのSNSです。

国内の日本企業にはまだ浸透していないようですが、外資系企業や海外での転職を考えているなら、LinkedInに登録することは今や必須です。

採用企業ももちろんリクルーター(採用者)としてLinkedInに登録しており、能力ある人材を絶えず探していて、ヘッドハントの声がかかることがあります。

日本国内でも急速にユーザーが増えており、300万人以上が登録しています。

本で事業を展開している外資系企業も積極的に活用していますよ!

*英語と日本語のように、多言語で登録できます!

 

カエデとは ☞ >> 大人になってから英語とフランス語を習得したマルチリンガル。IBM、キャノンなど有名外資系及びグローバルカンパニーにて勤務。カナダ在住。

 

この記事のおすすめ読者

1.英語を使う外資系への転職希望の人。

2.海外で英語で就職希望の人。

3.ビジネスに特化したSNSを活用したい人。

4.LinkedIn英語プロフィールの書き方を知りたい人。

4.英語で仕事をしたい人。

 

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【LinkedIn英語プロフィールの書き方】レジュメとの違い

 

読み方はLinkedIn=リンクトインです。

LinkedIn公式サイトへ

 

LinkedIn英語プロフィールがレジュメとは違う点

・セルフプロデュースのツール。

・単なる職歴や学歴の羅列ではない。

・自分に興味を持って繋がってもらうように工夫が必要。

・目的は仕事のあっせんではなく、あくまでネットワーキング。
(だけど、ヘッドハンティングされるのも事実。)

 

LinkedInをレジュメと勘違いする人も多いようですが、LinkedInはセルフプロデュースのツールと考えた方が良いでしょう。

レジュメが主に職歴や仕事上での成果の紹介を主体とするのに対して、LinkedInはもっと個性を出しやすいツールです。

 

職歴や学歴、仕事スキルだけでなく、ボランティア活動や趣味、発表したメディアなど、自分という人間をトータルに見せて、LinkedInメンバーに、繋がりたい、話してみたいと興味を持ってもらうことがLinkedInを利用する目的です。

ですから、単に仕事の役職名を書いたり、職歴や学歴の羅列ではないのです。

 

LikedInを登録する時は、自分が繋がりを持ちたい人と共有できるキーワードを必ず入れましょう

 

また、転職目的でLinkedInに登録しても、あくまで、人との繋がりを第一目的としたネットワーキングを心掛けます

あからさまに、仕事を紹介してほしいという態度は嫌がられます。(でも、転職活動に利用されるのも事実です。)

 

良いポジションの空きがあったり、仕事を一緒にする人を探している時に、自分を思い出してもらえるようなネットワークを作っておくのです。

 

カエデ
LinkedInの目的はネットワーキング!

 

LinkedInはネットワーキングツール!ネットワークの方法を知りたければカエデのこちらの記事を読んでね!
☞ >>リンクトインの使い方|転職ネットワーキングの方法を教えます!

 

【LinkedIn英語プロフィールの書き方】各項目の登録方法

 

各項目の鉛筆マーク🖍️をクリックしてプロフィールを埋めていきましょう。特に重要な部分をピックアップして解説します。

 

LinkedInの各項目は文字数に限度があるので、できるだけ有効に使いましょう。LinkedIn英文文字数制限はこのサイトを参考にできます。

☞ 2021 Character Limits on LinkedIn

 

登録する前に、英語の文字数はツールを使ってカウントできますよ。

☞ Character Counter 

 

Header ヘッダー

ライアン・ロズランスキーのLinkedInページ

ヘッダーはLinkedInプロフィールの顔です。気合を入れて作りましょう。

プロフィール写真

転職目的でLinkedInを活用するなら、アプリ加工はせずに、できるだけ最近の写真を使い、面接の時にあまりに写真と違うという印象を与えないように気をつけましょう

キャリアアドバイザーはプロに撮ってもらうことを勧めています。

願書やパスポート写真ではないので、自然な笑顔が良いでしょう。

 

プロフィール写真はLinkedInメンバー以外や第1次コンタクト意外には見えないように設定できます。

 

背景写真

この部分も面積が広いので自分らしさを出して有効活用しましょう。

仕事の専門分野を連想させるもの以外でも、ボランティア活動や趣味に関連する写真をアップロードして、あなたのパーソナリティーを表現できます。

 

求職中だと知らせる

Job Preference設定で求職中と設定でき、企業のリクルーターやLinkedInメンバーに知ってもらうことができます。ただし、注意が必要です。

 

求職中の表示方法には2種類あります。

① LinkedInメンバーすべてに求職中を知らせる

ここに設定すると、このようにプロフィール写真に #Open to Workというサインが出ます。

 

注意:一見便利そうなのですが、キャリアカウンセラーやForbsなどのビジネス専門サイトによると、この機能を使うと、今すぐ仕事が欲しいと訴えているように見えるので止めた方が良いそうです

仕事が欲しくても余裕を持っているように見せなくてはいけません。ここに#Open to Workとあってもなくても、欲しい人材はリクルーターから声がかかります。

 

② 企業のリクルーターだけに求職中だと知らせる (Recruiters Only)

こちらを選ぶとプロフィール写真には求職中のサインは出ず、企業のリクルーター(LinkedInのリクルーターアカウントを持っている人)にしか求職中とわかりません

 

在職中の会社に隠れて転職活動をしているなら、これを選ぶと今の会社のリクルーターには見えません

ただし、他のリクルーターのアカウントを貸してもらうと丸見えなので、100%安全とは言えません

 

リンクトインは転職活動が会社にばれるのでしょうか?カエデのこちらの記事を読むと分かります。
☞ >> リンクトインで転職活動をすると会社にバレる?ならばこれをやってみて

 

海外ではLinkedInに載せていることが即転職希望ではないのですが、日本の企業に在職中だと微妙なところかもしれません。

しかし、外資系に就職したければLinkedInは必須なので背に腹は代えられませんね。

 

カエデ
載せている=転職希望ではありません。

 

Job Preference(求職設定)

LinkedIn Job Preference

 

最大5つまで、自分の専門分野のタイトルを選ぶことができます

関連する言葉を入れると、タイトルがドロップダウンでたくさん出てくるので、自分の専門性を最もよく表すタイトルを選びます。

他には勤務地やリモートワークの場合の希望勤務地等を選ぶことができます。

 

この選択によって、求人情報がふるいにかけられ、自分のメールに送られてくるので、よく考えて選びましょう

例えばMarketingという言葉を選ぶと、ドロップダウンには、「Marketing Manager」、「 Marketing Specialist 」、「Marketing Coodinator」などが出てきます。

Headline(ヘッドライン)

名前のすぐ下にあるJobタイトルの部分がヘッドラインで、重要な登録です。

Rayan Roslansky は有名人なので「CEO at LinkedIn」だけですが、220文字(PC)~240文字(モバイル)書くことができるので、仕事スキルや専門性を表すキーワードや実績をヘッドラインに入れます。

自分は何を専門とするプロフェッショナルなのか、わかりやすいタイトルを考えましょう。企業のリクルーターはまずここを見るでしょう。

 

<ヘッドライン例>

Project Manager/ Cosmetics / Product Development / Increased productivity of Cross Functional Team by 45% 
<プロダクトマネージャー/化粧品/製品開発/クロスファンクショナルチームの生産性45%アップを実現>

Human Resources Specialist / 10+ Years of People Experience / Talent Recruiting / Certified HR Trainer

<人事スペシャリスト/10年以上の経験/採用人事/人事トレーナー資格あり>

 

カエデ
写真下のヘッドラインをうまく使いましょう。

自己紹介(About)

 

この「自己紹介(About)」はプロフィールサマリーであり、LinkedInの最も重要な部分です

この下に職歴を書くパートがあるからここは適当でいいのではありません!

特に外資系や海外企業向けには、ここで興味を持ってもらわないと職歴まで見にいってもらえません!

英文で2600文字も書けるということは、とても大事なパートなのです。

ここで、自分の言葉で自己表現して、個性を出してプロデュースします。

 

では、何を書けば良いのでしょう。

例えば、なぜ今の仕事を選んだのか。どのようなキャリアのハイライトがあり、どのように結果を出したのか。仕事上で最も自分らしく輝いた体験を書いてみてください数字を入れると、読者はよりイメージしやすくなります。

または、旅に出て自己発見をした感動を書いて、自分という人間を知ってもらうこともできます。

あなたが他の人とどのように違うのか、このプロフィールサマリーで個性を持たせ、他のメンバーやリクルーターに興味を持ってもらえるよう工夫しましょう。

 

ここに1つ例を載せておきます。仕事に対するパッションを書いていますね。

“I have over 15 years of experience in the software development area.   Coding is my passion and the love has continuously helped me overcome obstacles, embrace challenges, and keep my career moving forward. I’ve had the opportunity to add a range of capabilities to my repertoire, including JavaScript, HTML, CSS, React, and Python.  Those are just a few to name.

Along the way, I also discovered a new passion: leadership. Recently, I have stepped into the role of project manager, guiding the work of other software developers and other technical experts to ensure the solution was developed correctly, on-time, and on-budget. I strived to focus on collaboration, mentorship, and communication, ensuring every team member could be at their best.

Overall, I find the ability to combine the technical with leadership incredibly fulfilling, and I aim to carry my past experiences forward, ensuring I can embrace past lessons while continuing to grow.”

 

他にもLinkedInのブログに目的別のサマリー例があるので参考にしてくださいね。

☞ 14 LinkedIn Profile Summaries That We Love

カエデ
プロフィールサマリーは最重要!

Experience 職歴

職歴は新しいものから書きます。職歴が長い人でも10~15年遡るくらいで止めておくか、古い職歴は簡単に書きます。

リクルーターは今何ができる人なのかが知りたいので、古い職歴にはあまり興味がありません。また、年齢が高い人はあえて年齢が分かるものは書かなくてよいでしょう。

大事なことは、自分の就きたい仕事に関連性の高い職歴を、実績も入れて厚く書き、それ以外は薄く書いて、メリハリを付けることです。

 

LinkedIn職歴見本
LinkedIn職歴の見本

 

今まで働いた企業の会社名を入れるとロゴが出てきます。

各ポジションタイトルは100文字、各職務内容は2,000文字が限度です。かならずリクルーターの眼に留まるようにキーワードを入れましょう。

職歴は日本の履歴書のように箇条書きにはしません。あなたが何をしてきたかのストーリーを書きます。

 

職務内容は、P.A.R. Storyを念頭に書きましょう。

P=Problem(問題)

A=Action(アクション)

R=Result(成果)

この職歴の書き方は、私の「英文履歴書の書き方」記事の「Responsibility StatementとBullet Points(P.A.R.)」を参考にするとよいでしょう。 ☞  >>  英文履歴書はこう書くObjectiveはもう古い!?

 

リクルーターはあなたがどのように仕事上の問題を克服したか、どれくらいの成果を上げたのかを知りたがっています。

企業秘密に抵触しない範囲で、%や数字を入れましょう。

 

困難を書く場合も、そこから何を学んだのかを書き、必ずポジティブな内容に変換します。

職歴の短い人や学生は、アルバイトやボランティアを書いてよいでしょう

重要なのは、正規/非正規ではなく、そこで何を学び、どのように成長し、今後どのような分野でその経験を活かしたいのか、関連性とストーリー性を持たせることです

 

カエデ
P.A.R.ストーリーを必ず入れよう!

履歴書をLinkedInにアップロードする

LinkedInには多数の企業が求人を出しています。応募時に履歴書を添付しますが、あらかじめ履歴書をアップロードしておくことができます。少しややこしいので画像とともにその手順を悦明しましょう。

 

① アイコン下のプルダウン「Setting & Privacy」をクリック

LinkedIn履歴書アップロード

 

② 「Data Privacy」の「Job application settings」を選びますLinkedInデータプライバシー

 

③ 「Upload resume」をクリックして準備してあった自分の履歴書をアップロード

 

④ アップロードした履歴書の削除もカンタン

LinkedIn履歴書削除

 

これで求人に応募するための履歴書がアップロードされました。

 

Education とLicenses  & Certifications

 

最終学歴(在籍年)を書きます。北米では10年以上前に卒業した場合は履歴書に卒業年を入れなくてもよいのですが、そこは国の慣習に沿うとよいでしょう。

また、学校以外で、業務に関係するライセンスを取得したり、セミナーに参加したり、試験を受けたならそれも書きます。

 

個性を出したいなら、趣味のライセンスも良いと思います。

 

英語転職に必要なのは、「英語力」+「スキルのアップデート」+「ネットワーク」です。

 

カエデ
スキルアップはこまめにしましょう。

国内の英語力を必要とする会社や外資系企業向け転職なら、ここに英語力を示すTOEICの点数を記入することもできますよ。

外資系とTOEIC

日系企業への転職ならTOEICは700点あれば大丈夫でしょうが、外資系だと最低800点は必要でしょう。それも、ちゃんと話せる英語力であることが前提です。外資系への転職に必要な英語力は、実はTOEICの点数ではなく英語面接を勝ち抜く実力が必要です。

Skills & Endorsement

LinkedInのSkills & endorsementsの項目
Skills & endorsementsの項目

 

この項目では自分の強みとするスキル(ハードとソフト)をリストアップします。

「ハードスキル」とは専門分野に直結するスキルで得意とする業務分野を指します。

「ソフトスキル」とはそれ以外の、人格的な特徴の事で、リーダーシップ力やチームワーク力などを指します。

 

ヘッダーで選んだJob Titleに関連したSkillがドロップダウンに出てくるので、そこから選びます。

 

Endorsementとは、「スキル推薦」のことで、一緒に働いたことのある人がそのスキルを推薦してくれることです。こちらから頼んで推薦してもらうこともできます。

 

上のスクリーンショットでは、LinkedInのCEO、ライアン・ロスランスキーが自分の強みとするスキル「Product Management」、「 Online Advertising」、 「Monetization」を項目として挙げ、それをたくさんの人が推薦しています。

 

カエデ
今はソフトスキルも重要なポイント。

まとめ

 

LinkedInプロフィールが従来の履歴書と違っている点は以下の通り。

・セルフプロデュースのツール。

・単なる職歴や学歴の羅列ではない。

・自分に興味を持って繋がってもらうように工夫が必要。

・目的は仕事のあっせんではなく、あくまでネットワーキング。

プロフィールサマリーは最重要。P.A.R.ストーリーに沿って書きましょう。

・リクルーターが見つけやすいようにキーワードを忘れずに。

 

今後、日本でもますます利用者や利用企業が増えるのは確実です

個性を出して、ライバルと差をつけてくださいね!

 

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