ホワイトニングはしみる?痛い?いつまで? カエデの場合はしみるし痛かったです。そして施術後数日間が結構たいへん。でも芸能人みたいな白い歯が手に入りました!ホワイトニングに興味のある人は必見です。
カエデは年齢を重ねるうちに歯の表面が黄ばみ、茶色い汚れが付いてるのが気になっていました。でも、仕事や子育てに追われて長年何もできずにいました。
ある日、夫に「歯にシミが付いてるよ。」と言われて、「やっぱり分かるんだ。」と落ち込みました。特に海外では歯の美しさは重視されるので人の目も気になっていました。
すると、いつも通っている歯医者さんからホワイトニングのプロモーションのメールが!通常500ドル(約4万5千円)のところを299ドル(約2万7千円)に!安い!
さっそく予約を取って、カナダの歯医者さんでの本格的なホワイトニングをすることにしました。
【ホワイトニングはしみる?いつまで?】歯医者さんでの手順
デンタルホワイトニングの方法は2通りあります。歯科クリニックで一気に白くする「オフィスホワイトニング」と、キットを買って家で自分のペースで白くする「ホームホワイトニング」です。これは日本も同じです。
10年近く前にホームホワイトニングキットを買ったのですが、子育てや仕事に忙しく結局使いませんでした。また、ブリーチ剤で歯を白くすることが安全なのかどうかもわからず、やはり、まずは専門知識のある人に、安全にしかも数時間で白くしてもらうことが、忙しい自分には合っていると思いました。
どれくらい白くなるの?
まずは皆さんが気になるだろうホワイトニングの効果です。
下に写真を載せたので見てください。上が施術前。長い間に歯の表面が変色しところどころ茶色いシミがついています。シェードガイドのレベル13でかなり色がついています。
下の写真は約1時間半の施術後の私の歯。シェードガイドではレベル2~3です。一気に10段階白くなりました!
施術してくれた歯科衛生士さんも、自分が今まで施術した中で一番効果が出たと言っていました。
帰宅すると夫からも「遠目でも歯の白さが分かる。」と言っていました。芸能人の歯の白さを手に入れた喜びを嚙み締めました。
薬剤や機材は何を使ったの?
歯科クリニックで使った方法は、Philips Zoom Whitespeedというシステムです。Philips (フィリップス)は電動歯ブラシやシェーバーで有名ですね。このPhilips Zoomが、北米では最も信頼がおかれているホワイトニングシステムです。
Philips Zoom Whitespeedは、歯に25%の過酸化水素(いわゆる漂白剤)を塗りLEDライトを照射することで漂白を促進する方法です。15分の施術を、私の場合4回繰り返しました。☞ Philips Zoom Whitespeedの英語サイトへ
このシステムは歯科医でのホワイトニングと自宅でのフォローアップがセットになっています。歯科医で自分の歯型に合わせたマウスピース(トレーと呼びます)を作ってもらい、施術後数か月経ってまた歯の黄ばみが出てきたら、マウスピースと薬剤で自宅でもケアできるようになっています。自宅ケアキットの中身はこうなっています。
薬剤と痛みの緩和剤、マウスピースが入っています。カナダでは追加の薬剤だけを買うこともできます。
手順
施術の手順です。
① 自宅でデンタルフロスも使って歯を綺麗に磨く。特に歯科クリニックから言われていなかったのですが、これはやっていって良かったです。クリニックに着くといきなりホワイトニングの施術が始まったからです。
② 歯科衛生士が唇保護のビタミンEを付けてから口に装置を付けます。シリコン製なので痛くありません。
③ 写真を撮って施術前の黄ばみをチェック。私はレベル13でかなり色がついていました。これは歯科衛生士さんが撮ってくれた写真です。
④ 歯茎を保護するコーティングをします。これがないとかなり痛いらしい。(写真はありませんが、下に全行程のビデオを添付しました。)
⑤ 25%濃度の過酸化水素を付けます。施術する歯は上下それぞれ8本、計16本です。
⑥ 最新式のLEDライトを口元に合わせて当てて照射開始。この火星人のような機械の先端を口元に合わせます。
⑦ 再度、過酸化水素をつけて15分のライト照射を自分の好きな白さになるまで繰り返します。驚いたことに最初の1回ですぐに黄ばみが取れ始めました。私の場合15分の施術をマックス4回までOKだったので頑張って4回繰り返しました。
⑧ 4回終了。白くなった歯の記念写真。
⑨ 最後に自宅ケアキットの中に入っている痛みの緩和剤を塗ったマウスピースを装着して帰宅。その後1時間放置で終了。
歯科衛生士YouTuberのWhitenyが私と全く同じPhilips Zoom Whitespeedでの施術を受けたビデオがあるので貼っておきます。すごい顔になってますね。(この方は元々白い歯なので、このビデオを撮るために施術したようですね。)
施術後3日間は食べてはいけないもの
ホワイトニングをした後3日間は色の濃い飲み物や食べ物、酸の強いものを食べると歯に色が付着するそうです。
3日間は取ってはいけないもの
- 赤ワイン
- コーヒー
- 紅茶
- コーラ
- ジュース
- 黒パン
- ブルーベリーなど色の濃いフルーツ
- 人口着色料の食べ物(アイスキャンデーなど)
- サラダドレッシング
- たばこ
- ビーフシチューやチョコレートなどの色の濃い食べ物
【ホワイトニングがしみるのはいつまで?】施術中と施術後
さて、ホワイトニングはしみるのでしょうか。そしていつまで?はい、しみます。が、人によるそうです。その痛みは私の場合数日続きました。
時間を追って説明しましょう。
施術中の痛み
1回目:1回目の施術中の痛みはそれほどではありませんでした。歯の表面からポッポッと泡が立つような感覚がありました。汚れが浮いていたのかもしれませんが、実際目で確認したわけではないのでわかりません。まだ、目を閉じてまどろむこともできました。1回目が終わると衛生士さんが、「もう白くなってきてるよ。」と言っていました。
2回目:なんだか歯の神経がキーンとします。知覚過敏の歯に何かが当たる感覚です。ブリーチが歯の神経を刺激しているようです。我慢すると痛みは治まりますが、あちこちで痛くなります。まだ我慢できる程度の痛みです。2回目が終わってから鏡を見せてもらいましたが、すでに白くなってます!
3回目:おお~、なんかあちこち痛い。でも頑張る。まだ我慢できる。治療室の天井にテレビがあるのですが、その時計を見ながら早く終わってくれないかなあと考えていました。終わって鏡を見ると、おお!白い!やはり25%の過酸化水素というのはブリーチ力が強いようで、そのためしみるようです。
4回目:せっかく4回までできるのだからと欲張って4回目も挑戦しました。でも、痛い~!あちこちで歯の神経を攻撃されている感覚です。それでも飛び上がるほどではなく我慢すると治まります。テレビの時計がなかなか進みません。
終わってみると3回目と4回目ではそれほど白さに差はないかもしれません。4回目が一番痛かったので必要なかったかなあ。
実は、私の前に施術を受けていた人は、2回目が終わった辺りで痛みに我慢できなくなって止めたそうです。反対に、まったく痛みを感じない人もいるそうです。
長年の黄ばみが消え、その上元の歯以上に白くなったので、我慢した甲斐があったと思いました。
施術後の痛み
実は施術後の方が大変かもしれません。施術が終わり、家に帰っても歯の神経が突然キンキンに痛くなるのです。歯科衛生士さんの説明では3日ほどは痛むかもしれないとのこと。ただしこれも人によります。
当日
痛みの緩和剤を塗ったマウスピースを付けていても、帰宅後夫に説明しようにも、歯が突然痛くなるので喋れません。息子からの電話に出ても話すと痛いので、なるべく早く切るようにしました。
歯科医でシュミテクトのような知覚過敏用の歯磨き粉をもらいましたが、痛すぎて歯ブラシなんて使えません。水で口をゆすいでも痛みます。常備している痛み止めの薬も飲みましたが効いているようには感じませんでした。
結局その夜は何も食べれずに寝ました。
翌日
幸い寝ている時に突然痛みに襲われることはありませんでした。次の日も話していると突然歯が痛くなることはありましたが、その間隔は空いていきました。朝食は柔らかいオートミールを作って食べました。
歯の痛みが治まってくると気がついたのが歯茎の痛みです。歯茎にコーティングをして保護していても、やはり薬剤が歯茎を刺激していたのでしょう。痛すぎて歯ブラシはまだ使えないのでデンタルフロスを使い、知覚過敏用の歯磨き粉を指で歯に塗り、タオルで磨きました。
食べたり飲んだりは普通にできました。歯茎に食べ物が当たらないように気をつけて食べました。まだ色の濃いソースやお醤油、赤ワインや色の濃いジャムは3日間は厳禁です。
2日後
歯はそれほど痛くなくなりましたが、まだ歯茎の痛みが続いていて歯ブラシを当てられません。この日は1~2回知覚過敏で歯の神経が痛くなりました。
食事は普通にできますが、色の濃い物はまだ食べられません。
知覚過敏用の歯磨き粉とタオル、デンタルフロスで口内を綺麗にしました。
3日後
まだ歯茎の方は痛いです。なので、歯ブラシはまだ使えません。食事は普通に戻しました。飲んだり食べたりは普通にできます。
4日後
通常に戻りました。歯ブラシも使えます。終わった~!
結果として、ホワイトニングがしみて痛いのはジャスト施術後3日目まででした!
ホワイトニングの安全性:日本では過酸化水素のホワイトニングキットは手に入らない
こんなに歯の神経を刺激するホワイトニングって安全なのでしょうか。
日本では過酸化水素漂白剤入りのホワイトニングは買えない
私も調べてみたところ、過酸化水素によるホワイトニングの安全性は保障されています。
しかし、それは歯科クリニックで専門の施術を受けた場合や、国内の基準に沿った市販品を買い使用方法に沿って使った場合のみのようです。
何と!日本では、漂白に効果的な過酸化水素を含んだホワイトニング商品は、規制されていて販売できません。歯科医師しか取り扱えないのです。ですので、私の施術に使われたPhilips Zoom のホームホワイトニングキットは日本では販売されていません。
ネットでは、販売会社が個人輸入した様々なホワイトニング商品が売られていますが、薬剤を間違って使うと歯にダメージを与えかねません。例えば、ブリーチ剤は濃度によって塗った後に放置する時間が違います。
日本では歯科クリニックでのホワイトニングが最も安全
市販のホワイトニング商品では、長い年月の間に付いた濃いシミなどは消せないでしょう。市販品では輝くような白い歯にはなりません。
しかし、知識がないのに個人輸入の強い漂白剤入りのホワイトニングキットを使うのも危険です。
まずは歯科クリニックでカウンセリングを受け、最初のホワイトニングをするほうが安心でしょう。
クリニックでのホワイトニングもとても手ごろな値段になっています。痛みを緩和する方法も相談に乗ってくれるでしょう。
再度、私の施術前と後の画像を並べてみましょう。
施術中や施術後が痛いですが、我慢できないほどではなく、早く安全にこの白さが手に入るなら仕方ないかなと思います。
日本で安く安全にホワイトニングできる専門クリニックはこちらです。
カナダでは漂白剤の濃度が高かったので痛かったですが、日本では違うかもしれません。痛みに弱い人は相談してみましょう。
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まとめ:痛いけど芸能人並みの白い歯が手に入る
カエデは、長年気になっていた歯の黄ばみやシミがたった1時間で取れるだけでなく、芸能人並みの白い歯を獲得しました!
痛かったけれど我慢できる範囲内で、結果には満足しています。
やはり、専門技術のある歯科クリニックでホワイトニングしてもらうことで、安心して施術を受けることができました。
カナダでは歯の漂白に必要な過酸化水素を使ったホームホワイトニングの薬剤をお店で買うことができますが、日本では歯の漂白用過酸化水素は歯科医師しか取り扱うことができません。
ホワイトニングに興味があるなら、まずは歯科クリニックで相談することをお勧めしますよ。