インター不要・経済的なおうち英語ルートマップはこれです!

今はテクノロジーを利用しておうち英語を進めることで、費用を抑えて子供に高度な英語力を着けることができます。フルタイムのインターに行かなくても大丈夫!

インターナショナルスクールに行かないと高度な英語力は子供に付かないと考えていませんか?そんなことはありません。

カエデの子供たちは、月~金フルタイムの日本人学校にも行かず、日本に長期留学をすることなく、英語よりずっと難しい日本語を高度に身に着けました。

英語は日本語に比べると、ずっと習得が楽な言語です。(ただし、「英語は2000時間でマスターできる」というセールストークはおおげさです。)

英語を高度にマスターした自身の経験と、子供たちを高度トリリンガルに育てた経験、周りのバイリンガルになった(またはならなかった)子供たちを長年観察した考察を基に、カエデが考える経済的なおうち英語ルートマップをご紹介します。

*もちろん、教育費は使わないといけませんが、ここで使って欲しいというところを教えます!

この記事は次のような読者向けに書きました。

  • 早期英語教育に興味がある人。
  • バイリンガル教育に興味がある人。
  • インターナショナルスクールに興味がある人。

カエデとは ☞ >> バイリンガル子育てアドバイザー。カナダで子ども2人(すでに成人)を日英仏語の読み書きまできる高度トリリンガルに育てたワーママ。バイリンガル教育理論を読み漁り、たくさんのバイリンガル児を観察して言語の伸び方を熟知した上で発信しています!

国際結婚ハーフ・海外移住・海外駐在・早期英語教育に関するご相談をお受けします(有料)。
バイリンガル教育をどう進めたらいいの?お子さんの性格や各ご家庭の環境もさまざま。

目次

おうち英語の進め方:早く始めるが勝ち

絵本を読む女の赤ちゃん

大事なのは、「とにかくおうち英語を早く始めることです。そうすることで、大人のように英語学習に苦しまなくて済みます。

子供の外国語習得能力の高さは科学が証明しています。

子供の外国語習得能力はMITが証明

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、外国語の習得能力の臨界期について大規模な調査を行いました。(参考:Cognitive scientists define critical period for learning language‘)

大きな発見は、「外国語の文法を高度に習得する能力は思春期くらいで終わると思われていたのが、実は18歳くらいまで持続する」ことが分かりました。

しかし、「『ネイティブ並み』になるには10歳までに外国語学習を始めないとほぼ不可能」ということです

10歳までならネイティブのように正しい発音と文法力を身に着けられます。(しかし、その言葉が話されている国に住むくらいどっぷり浸からないといけませんが。)

カエデ

子供は語学の天才!

おうち英語は0歳から始める

外国語の習得のカギは「早く始めることと、その言語にたくさん触れること」です。

できれば0歳から始めましょう。

乳幼児から始めると、黄金の耳と鋭い文法習得能力を利用できます。「まだ勉強が忙しくない年齢を有効活用」。

また、外国に住まなくても、「早く始めて言語の総接触量を増やすことで外国住みに近い時間数、英語に接することができます。

外国語習得に必要な学習時間は最低5,000時間です。これは聞き流しの時間は含まれず、意識して学習する時間数を指します。

どんな言葉でも吸収してしまう幼児期をうまく活用し、総学習時間を増やすことで、高額なフルタイムのインター教育に負けない英語力を身に着けさせることができます。

一旦インターに入れと親の老後資金が消えるかもしれません。詳しくはこちらの記事へ ☟

余った時間を専門の勉強に使う

おうち英語や早期英語教育のメリットは、成長してから苦労して英語を身に着けなくて良いので、余った時間を専門性を高めることに使えます。

これからは「英語力x専門性」の2本柱が主流になります。大人になってからだと子供時代の数倍の時間が英語学習に必要になります。

周りが英語学習をしている時間を、英語以外の受験勉強や、自分の興味のある勉強、専門的な知識の向上に使えます。

子供時代に楽に英語力を身に着けさせることは、子供が大人になってから苦労せず、限りある時間を有効に使うことができるのです。

努力で英語ができるようになった人は、「英語は大人になっても身に着けられる」と言います。しかし、誰もが彼らのように努力家ではありません

おうち英語は、子供の意志の力が必要ないのです。

カエデ

子供の言語習得能力を活用しましょう。

おうち英語でダブルリミテッドの心配は無用

日本語がまだ確立していない乳幼児に英語を教えると、日本語が育たずダブルリミテッド(セミリンガル)になるのでしょうか?

おうち英語や早期英語教育に反対する人は、どちらも中途半端なダブルリミテッドになると言います。

しかし、「日本で、日本語に囲まれ、日本人の親に育てられている子供の日本語が育たない」等ということはまず起こりません。

よほど英語かぶれした親に、始終英語育児をされない限りは大丈夫です。

カエデ

よほど英語かぶれした育児でなければ心配無用!

おうち英語の進め方:ルートマップ紹介

風見鶏

では、カエデが考える「費用に見合ったおうち英語の進め方:長期的なルートマップ」を紹介します。

テクノロジーを利用すれば、フルタイムのインターに行かなくても、今では十分高い英語力を着けることができますよ。

カエデが考えるおうち英語の進め方ルートマップ ☟

  • 母語(日本語)優先の育児
  • 3歳から読み聞かせやビデオ、オンライン英会話、プリスクール
  • 幼稚園でサタデースクールやプリスクールも
  • 小学校時代は興味のあることを英語で体験
  • 9歳頃までに初めての海外旅行に連れ出す
  • 作文と読書を習慣づける
  • 高校時代で1年間の交換留学
  • 大学で本格的な留学

1つずつ見ていきましょう☟

0歳からかけ流し

まずは0歳から英語の歌やオーディオブックをかけ流すだけです。

これは耳が音を覚えるインプットです。幼児期はどんな音でも聞き取れます。でも、聞かない音はだんだん聞き取れなくなっていくので、英語の音は今のうちに聞かせておきます。ただ、かけ流しだけで英語を話すようにはなりません。話す練習はもっとあとからです。

幼児は勝手に音を拾って英語の歌を歌うようになりますが、意味が分かって歌っているわけではありません。意味が分かるのはもっと後です。

そして、3歳の誕生日までは、親は英語での語りかけや読み聞かせはしません。親の母語(日本語)でしっかり語りかけや読み聞かせで育児をし、言葉そのものの基礎を作ります。

読み聞かせは親の母語(日本語)で0歳から始めましょう。外国語を話せるようになるには母語の力が必要です。また、親が本を読んでくれる子供は将来読書好きになります。読書好きにすると英語育児にも役立ちます。

カエデ

母語の基礎があってこその英語教育です。

2歳から英語ビデオ

幼児にテレビや動画を見せるかどうかは悩ましいところですが、やはり効果はあります! 1日30分以内など視聴時間の制限はしましょう。

2歳児は勝手にビデオを観るだけでは英語を学びません。幼児に見せる英語ビデオは以下の要素が必要です。

  • 幼児に親しみのあるキャラクターや動物を使っている
  • 親が一緒に観て一緒に歌ったり、ビデオに反応してみせる。
  • 1人よりも2人の登場人物(動物)がインターアクションをすることで、英語の会話のルールを理解しやすくなる。

▲ 幼児に勝手に見せておくだけでは受け身になり幼児はビデオの内容を吸収しません。親と視聴して親が英語で語り掛けたりなどのインターアクションが必要になります。

英語アニメ

英語圏の子どもたちに人気のアニメたち☟

PAW Patrol:かわいいレスキュードッグたちのお話

ドレミ♪みんなでうたおう:楽しいミュージカルアニメが大人気

はたらくクルマのスティンキーとダーティー:働くくるまたちのお話

アマゾンプライムビデオにはおうち英語に使える英語アニメがたくさん。字幕も日本語や英語を選べます。☟

3歳からオンライン英会話・英語アクティビティ・英語読み聞かせ

3歳から徐々に英語でのアクティビティを増やします。英語への抵抗感をなくすことが一番大事なので無理強いは禁物です。

オンライン英会話

今ではテクノロジーのおかげでさまざまなツールがあります。子ども向けオンライン英会話もたくさんありますね。

子どもは体を動かすことで言葉を覚えるという特徴がベースのTPR(トータル・フィジカル・レスポンス・Total Physical Response)は子ども向け英語教授法。シリコンバレー発のNovakidが取り入れています。☟

英語ゲーム

これはドラマ(演劇)の先生が体を動かしてゲームをする動画です。子どもは体を動かすのが大好き。

動画を見ながら先生と同じアクションを親子ですると、英語を聞きながらアクションをするのでとっても効果的です。他にも遊びのレパートリーがあるので親子で遊んでみましょう。

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