【バイリンガールちかさん】プリンちゃんはすでにバイリンガル?

人気YouTuberバイリンガールちかさんが、娘プリンちゃんとのバイリンガル会話をアップしています。バイリンガル子育て中親子や大人英語学習者必見の内容でヒントが満載!

プリンちゃんがバイリンガルとして言葉を習得していく過程を、早期英語教育をする家庭だけでなく大人英語学習者のためにも説明してくれいます。

子ども2人を3か国語を高度に話すトリリンガルに育てたカエデが解説します。

 

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バイリンガールちかさんとは?

バイリンガールちかさんは、小学1年生から16年間もアメリカに住みながら日本語も英語も完璧なバイリンガルになりました。(幼少期から16年もの在米で日本語がこれだけ堪能なのは珍しい。)アメリカでMBAまで取り頭脳も明晰だけど、そんなことを鼻にもかけない親しみやすさが嬉しいですね。

夫のおさるさん、娘のプリンちゃんとオーストラリアやマレーシアにプチ移住し、今は日本で生活しています。2歳になったプリンちゃんは可愛いいし(2020年11月現在)、しっかりバイリンガルに育ってきています

 

カエデ
6歳から16年もアメリカ在住でこの日本語力はすごいです!

プリンちゃん女の子なのでバイリンガルになりやすい?

バイリンガールちかさんも言っていますが、2歳のプリンちゃんはとってもお喋り。やっぱり女の子は言葉も早いしバイリンガルになりやすいのでしょうか?

生まれた時からバイリンガルで育てていたわが家の息子は、3歳の誕生日近くまで言葉らしい言葉が出なかったのでとても心配しましたが、3歳以降は順調に言葉は伸びていきました。(成人した今でも口数は少ないですが。)

女性脳の研究をした神経精神科医のローアン・ブリゼンティーンは、男女は脳細胞数は同じだが、言語と聴覚を司る脳の部位のニューロン数は女性の方が11%も多いとしています。

やはり脳の言語回路が発達している女の子のほうが言葉の発達が早くお喋りです。特にお喋りという特徴はバイリンガルになるにはプラスになります。

男女を差別してはいけませんが、男女の身体的違いを理解していると、男の子の言葉が遅くても心配しなくてよくなります

 

カエデ
男女の脳の違いを知っておくと心配が減るかも!

プリンちゃんは幼少期からプリスクールで英語耳を鍛える

プリンちゃんは早くからオーストラリアやマレーシアで英語のプリスクールに通っていました。だから当時はプリンちゃんの話す言葉は英語がメインでした。

幼少期、特に耳がよい8歳までにターゲットとなる言葉に十分触れさせることはバイリンガル教育にはとても大事で、子どもは特に勉強することなく楽に複数言語を習得できます。

 

カエデ
8歳くらいまでの耳は「黄金の耳!」

夫のおさるさんは英語が得意ではなく現在英語を勉強中ですが、海外滞在中は、家庭ではちかさんとおさるさんが日本語で話すことを徹底していたようです。と、そこでおさるさんが、「俺、結構(プリンと)喋ってたよ、英語で。」と不満そうな声。

しかし、実はおさるさんがつたない英語で幼児のプリンちゃんに話しかけ続けるのはよくないんです!

乳幼児期は親が自分の自信のある母語で話しかけ、しっかり言葉の基礎を子どもに着けることが、バイリンガル教育をするにしろしないにしろとても重要になるからです。 

カエデ
母語で話しかけてね!

 

プリンちゃん帰国後は圧倒的に日本語の発話が多くなった

日本へ帰国後はプリンちゃんの日本語の発話が圧倒的に多くなったそうです。やはり英語環境が極端に減ったためですが、今ではちかさんがプリンちゃんに英語と日本語で話しかけているそうです。英語でのYouTubeや動画を見せ、英語絵本の読み聞かせもしているので、英語での発話も増えてきていますね。

カエデは、バイリンガル教育は言葉の質と量とバランスが大事だと考えています。わが家の子どもたちには日英仏語の質の良い音源に大量に触れさせて、どの言葉も極端に少なくならないようにと配慮しました。

カエデ
バイリンガル教育は質と量とバランス!

 

バイリンガールちかさんみたいに日英語ミックスで話しかけていいの?

ちかさんは知り合いに、「子どもの脳はフレキシブルだからとりあえず何でも吸収させれば後から自分で言語を整理する。」と言われ、現在は日英両言語で積極的にプリンちゃんに話しかけているとのことで

そしてプリンちゃんは言語が混ざっていることもあるが、言葉の違いを理解して、日本語と英語は別の言語であると区別する整理作業はすでに始まっているとのことです。

ちかさんは、おさるさんとは違い完璧な日英語のバイリンガルで、英語も日本語同様にちかさんが自信を持って話せる言語です。この場合、完ぺきなバイリンガル同士はミックスして話しても大丈夫です。

カエデ
親子共に完璧バイリンガルならOK

 

私の友人母子は2人とも完璧なバイリンガルで、2人の会話は日英語ミックスの機関銃トークですが、外では2人とも綺麗に日本語と英語を使い分けています。

また、国際結婚の場合は両親の2言語が母語なので、1人1言語を守りさえすれば、複数言語で育児をしても大丈夫です。

しかし、日本人の子どもの早期英語教育の場合、一番大事な言葉は母語である日本語です。

子どもの英語に日本語の干渉が入るのは普通ですが、母語である日本語に英語の言葉が混じっていたら英語偏重の傾向があるので注意が必要です。英語はあくまでも外国語で母語の代わりにはなりません

バイリンガールちかさんの場合は彼女自身がバイリンガルで両言語がネイティブ。これを英語ネイティブでない日本人親は真似をしないほうがよいでしょう。

カエデ
国際結婚は1人1言語

 

言語を混ぜると話し出すのが遅くなる?

バイリンガールちかさんは、プリンちゃんの場合バイリンガル教育のせいで発話が遅れたということはまったくなかったとのことです。わが家の場合も、上の娘は1歳で話し始め、パパの英語と私の日本語、両方理解して使い分けていまし

バイリンガル児は幼い時は、日本語だけ、または英語だけで話すと語彙が少ないように感じますが、両方の言葉を合わせた語彙が年齢相応なら心配はいりません言葉の観念はあるが、もう一方の語彙を知らないだけです。年齢が上がれば、シーソーのように両方の言葉の語彙が増えていきます

カエデ
バイリンガル教育で言葉が遅れるは嘘!

 

まずは十分なインプット

「とにかく複数言語を入れておけば子どもは後から自分で言語を整理する」というのは、良質な言語のインプットを意味します。ネイティブレベルにしたい言葉(移住での現地語、国際結婚での複数言語)がある場合は、ネイティブ話者以外はその言葉で子どもに話しかけることは避けます

日本国内での、日本人家庭の早期英語の場合は、3歳の誕生日までは英語のかけ流しだけにしたほうがよいでしょう。

幼児は何でも聞き取れる黄金の耳」を活用して英語のお歌のCDをかけ流したり動画を見せたりすると、幼児は勝手に英語で歌い出します

しかし、語りかけの方は、2歳までは親の語りかけは母語である日本語だけにして、母語の確立を促します

カエデ
まずはかけ流しだけ

 

そして3歳の誕生日がすぎたら、子どもの日本語の発達具合を見ながら、子ども向けのオンライン英会話を利用したり、親の英語絵本の読み聞かせを始めるとよいでしょう。ただ、いきなりだと子どもが嫌がるかもしれないので匙加減が難しいですね。

ただし、英語子育てを始めた最初の数年はインプットだけに止め、子どもがすぐに英語を話し出すなどとアウトプットは期待してはいけません。また、インプットが十分でないのにオンライン英会話をさせると英語嫌いになる可能性があります。

焦りは禁物です。親がすることは英語を教えることではなく英語に触れる環境を作る事です

カエデ
いきなり英会話レッスンは英語嫌いになるかも

 

バイリンガールちかさんとプリンちゃんの違いは母語の完成度

バイリンガールちかさんはお父さんの仕事の都合で6歳で家族とともにアメリカに住み始めました。毎日ネイティブスピーカーの友だちと遊んでいたら1年後には英語が話せるようになったそうです。

なぜそんなに早くちかさんが英語を話せるようになったのでしょうか

多分ちかさんは6歳ですでに母語である日本語の土台ができていたからだと思います。

母語の基礎ができ読み書きも習い始めた6歳から8歳の子どもは海外に出ると外国語習得が最も速いのです

それに他の動画によると、ちかさんはリーダータイプで積極的にネイティブ話者の中に入っていく女の子だったようです。

しかし、子どもでも9歳以降になると英語に日本語訛りが付きやすく、6歳未満だと日本語を失いやすいので、ちかさんは日本語も失わずバイリンガルになりやすい最もよい年齢でアメリカに渡ったと考えて良いでしょう。

そしてもちろん、日本語保持に努力されただろうちかさんのご両親の頑張りがあったと推察されます。

ただ、プリンちゃんはまだ日本語でも英語でも言葉の観念や認知力がない状態なので、2つの言葉を同時に習得して伸ばしていくには時間がかかります

幼い時から多言語環境の子どもはじっくりシーソーのように両言語を伸ばしていくのです。

 

カエデ
バイリンガル教育の言語の発達はシーソー

 

幼児の言語習得はトライアンドエラー

プリンちゃんが新しい言葉を学ぶときは4つのステップを踏んでいるようだとちかさんは言います。

  1. 発見する=Discovery
  2. 言ってみる=Dictation
  3. 慣れる=Shadowing
  4. 覚える=Memorization

 

カエデ
4つのステップ!

 

発見する=Discovery

YouTubeの中や絵本の中で子どもは色々な興味のあることを発見して大人に質問します。プリンちゃんも、「なんこれ?」、「なんの音?」、「だれ?」、「どこいく?」を死ぬほど繰り返すそうですね。もう好奇心がいっぱい!という感じです。

そしてちかさんがきちんと答えるとしっかり理解するそうです。興味があるものは吸収が速いので、大人でも英語を興味のある内容で習うとモチベーションが上がりやすいですね。

ちかさんはプリンちゃんに「救急車は英語で何て言う?」と聞いていましたが、これはあまりやらない方がいいですね。子どもに翻訳作業をさせるのは英語脳や日本語脳の流れを止めるのでお勧めしません

 

カエデ
「これ英語で言ってみて!」はやめましょう

 

言ってみる=Dictation

子どもは言葉を教えてもらったら自分でも言ってみます。プリンちゃんは「ジャックランタン」を「ジャッコロンピアン」と言っていましたが、子どもだから間違いを恐れません

ちかさんはアメリカの子どもでも最初は「R」を発音できないと言います。プリンちゃんも「R」は言えませんでしたが今では「car」の発音が 綺麗です!

また、プリンちゃんが「アバド」と言うので何かわからず、ちかさんが「アバド」と繰り返すと「No!」と満足しません。よくよく聞いてみると「avocado(アボカド)」のことらしく、ちかさんがちゃんと発音すると満足したそうです。耳では正しい発音を理解しているのに自分では言えないので、親に言わせ自分も真似することを繰り返して言えるようになるようです。この探求心すごいです!これを知ったら赤ちゃんだからと赤ちゃん言葉は不要ですね!

カエデ
納得するまで要求するのが子どもの強み!

 

しかし、子どもも思春期に入る9歳を過ぎると、外国語人の真似をすることに恥じらいが出てきます。この「恥ずかしい」気持ちがブレーキとなるので、思春期前に外国語教育を始めることはとても大事です。

 

慣れる=Shadowing

幼児は気に入ったフレーズを何度も言い続けます。プリンちゃんも気に入った「 It’s OK.」を歌のように繰り返して言っていました。

このシャドウイングを続けるのが大人外国語学習には難しい。(忙しくて時間がない!)ちかさんは、「大人は理解すると知った気になって慣れるまで使い倒さない。」と言っていますがまさにその通り!

大人も、英語を単語だけで覚えるのではなく、意味のある文章(フレーズ)で覚えると頭に残りやすいです。

 

カエデ
フレーズで覚えるのは大人英語にもお勧め!

 

覚える=Memorization

たくさんシャドウイングをした後はフレーズや単語が長期記憶に収まります。そして、馴染みのある場面に出くわすと言葉が思い出されて、Ah-ha! MOMENT(アッハーモーメント)」が来ます。「あ、これ知ってる。これとこれは同じ!」などと思い出す瞬間です。

プリンちゃんも、覚えた言葉と自分の身の回りの出来事を繋ぎ合わせる作業を日々何度も繰り返します

幼児の言語習得は上の1~4を日々何度も繰り返すからできるんですね。

 

カエデ
子どもは繰り返しが楽しい

ただ、大人の場合は、1の「発見」は、言葉の認知力はすでにあるので飛ばすことができます。しかし、2~4は大人も同じで、たくさんシャドウイングして記憶に定着させないといけませんね。

また、大人の場合は会話を通して相手の話の内容に合わせたアウトプットが必須なので、やはりより高度な会話能力が必要になります。

 

バイリンガールちか一家の今後のバイリンガル教育は?

差し出がましいですが私がアドバイスを差し上げるなら、バイリンガールちかさんとおさるさんが、プリンちゃんにどのレベルのバイリンガルになってほしいかの目標を決めることが必要になります。

ちかさんが完璧なバイリンガルなので、プリンちゃんもそれに近いバイリンガルに育てたいと思っているかもしれません。

一番大事なのが、学齢期になったらどの言語を学習言語にするかを決めることでしょう。

両親が日本人ですし、今後プリンちゃんの学齢期のほとんどを日本で生活するなら、日本語を第1言語とするのが自然に思えますが、日本語の学校に上がると英語環境が圧倒的に少なくなります。バランスの良い環境を整えるのが本当に難しいのです。

 

カエデ
わが家もカナダで日本語環境を整えるのが大変だったわ。

 

幼稚園をしっかりしたインターナショナルスクールに入れ、羞恥心のない幼児の間に英語をインプットして、母語の日本語は家庭と社会でしっかり保持する方法も考えられます。

しかし、もし小学校もインターナショナルスクールに入れて英語をプリンちゃんの第1言語とするとなると、パパのおさるさんとのコミュニケーションがどの程度までできるか不安材料になります。

日本語は英語に比べると大変難しく、日本語の新聞を読めるようになるには日本の学校へ通っても中学卒業までかかります。会話言語と学習言語はレベルが異なるので、家庭学習だけではなかなか教科学習レベルの日本語を身に着けるのは難しくなります

カエデ
プリスクールでインターもいいけど、小学校は要注意!

 

まとめ

バイリンガールちかさんならではの、的確な「幼児の言葉習得方法」の観察眼!とっても参考になりますね。

今後、第1言語(学習言語)を日本語か英語のどちらにするのかに興味がありますが、聡明なちかさんなので、きっと良い方法を見つけるでしょう。

 

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