アメリカ生まれのZoo-phonics©メソッドを取り入れた完全英語指導のインターナショナルプリスクールZoo-phonics Academy。今回お邪魔した自由が丘本校は、移転リニューアルした内装も明るいアットホームなスクールです。
直営・フランチャイズ合わせて、東京、南浦和、戸塚、名古屋、京都、米子など、全国に13校舎あり、日本の子どもの英語教育と幼児教育をしています。
城南進学研究社部長である、エネルギッシュな田部井さんが案内してくださいました。
日本の子どもがどのように英語を獲得していくのか、興味津々で取材しました。色々教えていただき勉強になりました。
カエデとは:
マルチリンガル子育てアドバイザー兼ライター。
バイリンガル教育を勉強しながら、カナダで2人の子どもを日英仏語で読み書きまでできる高度トリリンガルに育てました。子どもをバイリンガルに育てたいと願う親御さんに正しい情報をお届けする活動をしています。
この記事を読んでわかること
- Zoo-Phonics Academyインターナショナルプリスクールの概要
- Zoo-Phonicsとは何?
- バイリンガルコ―スとレギュラーコースの内容
- オリジナルのカリキュラムと教材について
(*この記事を作成するにあたり、ズーフォニックス・アカデミーから広告費などは一切戴いていません。)
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ズーフォニックス・アカデミー・インターナショナルスクール基本情報
ズーフォニックス・アカデミー・インターナショナルスクールの基本情報を表にまとめてみました。
項目 | バイリンガル育成コース |
開校 | 2001年。全13校。自由が丘校は2022年にリニューアル |
URL | https://zoo-phonics.co.jp/jiyugaoka/ |
所在地 | 目黒区自由が丘1-25-8 自由が丘ミキオビル2階 |
電話 | 03-5731-2191 |
Eメール | jiyu-info@zoo-phonics.co.jp |
園児の年齢 | 2歳~6歳 |
園児の国籍 | 日本人 |
園児数 | 最大40名(自由が丘校) |
保育者数 | 5名(自由が丘校) |
保育者1人当たりの園児数 | 最大10名(2歳児はそれ以下) |
保育時間 | 09:30~14:30(各スクールによる) |
延長保育 | あり(各スクールによる) |
認可 | 認可外 |
保育無償化 | あり |
施設 | ビル内、近所に公園(各スクールによる) |
制服 | なし |
昼食・おやつ | 弁当持参(各スクールによる) |
アフタースクール | あり |
サタデースクール | なし |
教育理念 | 楽しくなければ英語は身に着かない |
目標とする英語力 | 英語圏の小学1年生またはそれ以上 |
*他にアフタースクールやレギュラーコースがあります。(下記参照)
**ロング保育サービスがある(戸塚など)スクールでは6時まで日本人保育士が預かります。
***1歳児を対象とした「ママ&ベビー・クラス」1回45分もあります。
スクールの特徴
2001年に創設者の中村伊公子さんが、日本人の子どものために、言葉の伸びが早い幼児期を活用するため、インターナショナルプリスクールを開校しました。現在は城南進学研究社が経営を引き継ぎ全国に展開しています。
少人数制を維持したアットホームなスクールです。
1歳のベビーから小学6年生まで、一貫教育で「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能が着実に身に着くようにとプログラムが考えられています。
主に「バイリンガル育成コース」と「レギュラーコース」があり、米国生まれのフォニックス教授法Zoo-phonics©と、オリジナルのカリキュラムと教材を活用した、完全英語指導スクールです。
一般的なフォニックスとズーフォニックスの違い
一般的に「フォニックス」とは、つづり字と音の関係を教える方法で、英語圏で子どもに文章の読み方を教えるために広く用いられています。絵と文字が描かれたカードなどを使って、「aaa apple」「bbb book」と子どもに発音させ覚えさせます。
「Zoo-phonics©」はそれを進化させたもので、アルファベットの文字と動物キャラクターを組み合わせ、「その動物を真似た身体の動作で遊びながら」フォニックスを覚えます。
脳は身体的な動きがあると覚えやすいこと、それと、子どもはご存知のように体を動かすことが大好きという特徴を活用しています。
例えば、「cup」の綴りは「c-u-p」。Zoo-phonics では、「cat」、「 umbrella bird」、 「penguin」の動作をしながら発音します。全てのプログラムでフォニックスを取り入れ、動物キャラクターと歌やダンス、年齢が上がるとワークブックとリーディング教材を使用して英語の4技能を伸ばします。
Zoo-phonicsの覚え方をロビー・ラビット・クラスの年少さんが見せてくれました。
こちらの動画でアメリカ本社がZoo-phonicsを紹介しています(英語) ☞ Zoo-phonics 紹介動画
スクール理念と目標
楽しいから何度も繰り返す
楽しいから自然と学ぶ。本当ですね。年齢が上がっても、ズーフォニックス以外の時間も楽しく飽きさせないようにとプログラムを工夫しています。
卒園時に英語圏の小学校1年生レベルの英語力と算数や科学の一般知識を身に着けることを目標としています。
また、英検合格を目標とはしていないが、との前置きで、卒園時に一般英検の3級や準2級に合格できるレベルを目指しているそうです。
少人数制を徹底
お聞きして感心したのが、少人数制を徹底していることです。
日本では4歳児で保育士1人につき20人まで子どもを預かることができますが、Zoo-phonics Academyでは、先生の目が届き子どもを飽きさせないために、先生1人つき園児8~10人までと制限しています。園児が増えた場合は先生の人数を増やして対応するそうです。(2歳児クラスには2人以上の先生が常駐しています。)
放課後のレギュラークラスも少人数制を取っています。
保育士/教師
英語ネイティブスピーカーの先生が主体でクラスをリードします。保育士有資格の日本人バイリンガルの先生も在籍しています。
外国人の先生とお話ししましたが、日本の子どもの英語教育に豊富な経験を持ち、各園児の特徴を把握しています。クラスは活気に満ちて子どもたちも楽しそうでした。
なぜネイティブ話者の先生が良いのか
日本の子どもが、就学前でも日本語でのコミュニケーションにほとんど支障がないは、親のネイティブの日本語を聞いて育ったからです。
ネイティブ話者の正しい発音と語彙や表現力の豊富さには、いくら英語が堪能な人でもかないません。
聴覚と言語に対する感性が鋭い幼児期の間に、ネイティブの英語で保育と学習をすることはメリットがとても大きいのです。
授業料など
料金については各校で違いがあるため、お問い合わせください。
認可外無償化施設
ズーフォニックス・アカデミー・インターナショナルスクール自由が丘校は、認可外施設の無償化制度が認定されています。申請が認められると3歳~5歳の子供の保育料に対して月額3万7千円までの補填が受けられます。
連絡用ポータルサイト
保護者連絡用ポータルサイトがります。園児のアート作品などをアップロードしたり、その週の学習テーマや家庭で読む絵本を知らせるのに役立てています。ミッシークラスは、トイレの回数や食べた食事の量などをバイリンガル保育士が日本語でお知らせしています。
プログラムについて
プログラムや時間はスクールによって異なります。自由が丘校の「バイリンガル育成コース」と「レギュラーコース」については以下の通りになります。
バイリンガル育成コース
バイリンガル育成コースでは、オールイングリッシュ環境で、2歳から6歳のインターナショナルスクールと放課後の小学生集中コースで一貫した英語教育を提供しています。
【インターナショナルスクール】幼児から年長まで
全日のプリスクールとキンダーガーテンで、幼児期の最も言葉に対して敏感な年齢を活用してバイリンガルを育てます。(2歳児はハーフデイあり。)校内は生徒間でも英語で話すことを原則としています。
(表は横にスクロールします)
プログラム | クラス | 年齢 | クラス数 | 定員 | 保育者数/クラス | 時間 |
インタープリスクール | ミッシーマウス | 2歳~3歳 | 1クラス | 各10名 | 2~3名 | 週3~5日/ 09:15~12:30 or 09:15~14:15 |
インタープリスクール | ロビーラビット | 3歳~4歳 | 1クラス | 各10名 | 1名 | 週5日/ 09:30~14:30 |
キンダーガーテン | ディディディア | 4歳~6歳 | 2クラス | 各10名 | 1名 | 週5日/ 09:30~14:30 |
*自由が丘校の時間及び定員です。その他はスクールによります。
ミッシー・マウス・クラス(Missy Mouse Class:2歳~3歳)
週3~5日/ハーフディ1日3時間/フルディ1日5時間
カリキュラム
サークル・タイム(歌 、月のテーマ、 カレンダー)、Zoo-phonics 英語、フォニックス学習、算数、音楽、アート&クラフト、クッキング、本の読み聞かせ、フォニックス・ゲーム、書き方練習、粘土遊びなど。
ネイティブの先生と日本人バイリンガルの先生が担当しています。
私が入っていくと、先生と子どもたちがハローと挨拶してくれました。幼児は6人ですが、先生は3人もいらっしゃいました。
ちょうどZoo-phonicsアクティビティの時間なので見せてもらいました。
まずは先生の見せる動物デザインのカードのアルファベットを、体を動かしながら皆でZoo-phonics式に声に出します。
そして、アルファベットのカード数枚を床に並べゲームを始めました。先生が「rainbow(虹)」の絵のカードを出したら幼児はそれを「r」のアルファベットのところに持っていきます!先生の英語の指示を理解しているんですね。
ロビー・ラビット・クラス(Robby Rabbit:3歳~4歳)
週5日/フルディ1日5時間
カリキュラム
サークル・タイム (歌、月のテーマ、カレンダー)、Zoo-phonics 英語、フォニックス学習、月のテーマに沿った学習(テーマ学習、算数、アート&クラフト、音楽、ストーリー・タイム、ライティングなど)。
お邪魔した時は、このクラスの園児は5人の少人数。定員10人のところ5人が上のクラスに上がったばかりでした。
外国人の先生の周りに園児がコの字に机を並べる北米式のレイアウトになっています。丁度、ワークブックタイムで動物や物の名前と絵を線で繋げる学習をしていました。
私を先生と思ったのか、1人の女の子がZoo-phonicsをしながらスペリングを見せてくれました。すでにZoo-phonicsができる子はお友達に教えてあげています。この年齢の子どもはすでに思いやりがあります。
3~4歳という年齢ではまだ活発に英語で発言するという感じではなく、先生が絶えず子どもたちに話しかけたり問いかけたりして発話を待ちます。先生が園児の1人に「Where is your cap?」と言うと自分の帽子を持ってきます。「泥で手が汚れたら?」と英語で‘聞くと「wash my hands!」と言えます。
子どもが外国語で発話を始めるには時間がかかります。
カエデの子どもたちがカナダのフレンチイマージョン(英仏語バイリンガル教育)を幼稚園年長(5歳)から始めた時は、フランス語で発話するまでに1年以上かかりました。
一度授業参観に行きましたが(カナダは滅多に授業参観はありません)、幼稚園の先生がとにかくフランス語でずっと園児に話しかけていました。子どもたちはフランス語を理解して行動しますがほぼ無言でした(親がいて緊張したのかな)。先生は忍耐とエネルギーが必要ですね。
ディディディア・クラス(Deedee Deer Class: 4歳~6歳)
週5日/フルディ1日5時間
自由が丘ではこの年中・年長縦割りクラスは2クラスあります。2人の先生はネイティブのベテラン先生でクラスをうまく引っ張っていました。ウクレレの上手な先生もいます。
カリキュラム
サークル・タイム(歌、カレンダー)、Zoo-phonics 英語、フォニックス学習、月のテーマに沿った学習(テーマ学習、算数、アート&クラフト、音楽、ストーリー・タイム、ライティングなど)。
毎月テーマ学習があります。家族、恐竜、交通、動物、建設、重力など、科学や社会のさまざまな事柄をじっくり学習します。キンダーの2年間で色々なことが学べますね。
お邪魔した時の朝のサークルタイムは2クラス合同でした。歌を歌ったり体を動をかしたりして1日を始めます。さすが、「年中・年長クラス」は、次々に手を挙げて英語での発話が活発です。園児同士でも英語で会話しています。
サークルタイム
カエデがカナダから来たと紹介していただき、先生に、カナダの国がどこにあるか、カナダの国旗、特産品のメープルシロップについてもお話ししていただきました。
スタディタイム。ボキャブラリーを増やします。習った単語で作文をしています。
キンダーレベルになると色々な言葉を知っているようです。「brain」や「 entertain」という言葉が出てきて驚きました。
先生はフォニックスを知っていると色々な本を読めるのが利点だとおっしゃっています。1週間に10から20の新しい言葉を紹介しているそうです。自分の言葉でジャーナル(日記)を書き出すのは4歳の終わりから5歳の始めの年中レベルからだそうです。
ジャーナルは20分間で好きな事を書きます。子どもの書きたいという気持ちを削がないために基本スペリングや文章は直しません。間違いを訂正するかしないかは各園児の年齢とレベルに合わせるそうです。
ジャーナルライティング
作文に使う用紙の罫線は年齢や字の大きさ、筆圧に合わせて3種類用意しています。さすがですね。
「この年齢の日本人の子どもが英文法を正しく使っているか」を問うと、「彼らは自然に文法を理解している」とのことです。3人称単数や未来形はまだ慣れていないが、過去形は正しく使っているそうです。
英文法に関しては全然焦る必要はなく、小学校に上がって国語の学習を始めると(英語学習を続ければ)英語も伸びます。
母語と外国語はお互いを強め合いながら伸びていきます。
すぐに理解する子ども、じっくりタイプの子、英語環境を作っている家庭、などでレベルに違いは出るが、ベースを維持しつつ子どもに合わせるとのこと。さすが少人数制です。
午後は先生のウクレレ伴奏付きで皆で合唱。英語の歌を元気よく歌っていました。そして読み聞かせ。
イベントと外遊び
ハロウィン、クリスマス、卒業式がメインイベントです。他にはイースターやサンクスギビングなど、欧米のお祭りや行事を習い、保護者を招いて授業参観やコンサートもあります。
遠足は半期に1度、水族館などに行きます。外遊びは雨天以外は近くの公園に毎日行きます。
入園について
インターなら、2歳~3歳のミッシークラスの段階で始めた方が良いそうです。途中から入園の場合、先生の話を座って聞けることやトイレトレーニングなどが3歳までにできているのが大事だそうです。
またフォニックスが基礎となっているため、それ以上年齢が上がってからの入園の場合、海外経験がないと難しいのではないかというお話でした。(放課後の幼稚園や小学生コ―スは、レベル別なのでいつでも入学可能です。)
家庭学習と日本語力について
宿題は1冊本を持ち帰ってお家の人の前で読むことだけす。
子どもが簡単な絵本の文章を読みだすのは4歳からだそうです。そして段々と文章の長い本にレベルアップしていきます。読書は毎日することを奨励して習慣付けているそうです。
バイリンガル教育では、子どもを本好きにする事はとても大事です。言葉には会話レベルと教科レベルがありますが、教科レベルの英語力を着けるには英語の本が読めることが条件になります。もちろん英語に限らず、人は読書で知識を増やします。
読書以外では「家庭では日本語を使ってください」とお伝えしているそうです。
日本で日本の家族と暮らしている園児の日本語力が失われる事は、よほど英語に偏った教育をしないかぎりまずありませんが、日本の小学校へ入るには年齢相応の日本語力は必要です。
「学校では英語、自宅では日本語と使い分け」を徹底し、日本語と英語、日本文化と海外文化の両方がバランスよく身に着いているのが真のバイリンガルですね。
【小学生アドバンス・クラス】(1~6年生・レベル別の縦割り)週1回 85分
(表は横にスクロールします)
コ―ス | クラス | 年齢 | 定員 | 時間 |
バイリンガル | 小学生アドバンス・クラス | 小1~6年生 | 8名 | 週1回/120分 |
こちらは、すでにネイティブ・レベルの会話力、読解力を持つインターナショナルスクール卒園生または帰国子女向けの、放課後の継続コ―スです。
幼稚園卒園で英語学習を止めてしまうと、子どもの英語力はすぐに低下します。幼い間の英語力はそれくらいはかないものなので継続はとても大事です。
カリキュラム
「文法」、「作文」、「読解」、「会話」を2名のネイティブの先生が完全英語で指導します。ただ、週1回だけだとやはり英語に触れる時間が少ないため、家庭補習学習用に米国のeラーニング・プログラムを導入して読解力や語彙力を強化しているそうです。
レギュラーコース
放課後、幼稚園生や小学生が週1回通うコースです。先生1人に定員8名の少人数制。
(表は横にスクロールします)
コ―ス | クラス | 年齢 | 定員 | 時間 |
レギュラー | 幼稚園児クラス | 3歳~6歳 | 8名 | 週1回/85分 |
レギュラー | 小学生クラス | 小1~6年生 | 8名 | 週1回/55分 |
レギュラー | キッズクラブ | 小1~6年生 | 8名 | 週1回/55分 |
レギュラー | 小学生集中強化クラス | 小1~6年生 | 8名 | 週1回/120分 |
学童 | 英語学童E-CAMP | 小1~6年生 | 8名 | 週5日/ 210分 |
【幼稚園児クラス】(3歳~6歳・レベル別の縦割り)週1回 85分
日中は他の学校に通う園児を対象としたコースです。
カリキュラム
サークルタイム(20分)挨拶と会話、歌、ボディームーブメント、天気、カレンダー。
Zoo- Phonics(30分) フォニックスのゲーム、文字と音と言葉、発音と聞き取り。
英会話 (25分)テキスト使用、会話力と語彙力の向上。
アート&クラフト又はストーリータイム(10分)月のテーマに沿った工作または読み聞かせ。
【小学生クラス】(小1~6年生・レベル別の縦割り)週1回 55分
小学生を対象とした外国人講師によるオールイングリッシュのレッスン。
カリキュラム
Zoo-phonicsとオリジナル教材を使い、発音と読み書きや聞き取り力を育成。テキストを使ったりやゲームをしながら会話力を向上。
このクラスは英語の経験がなくても始められます。
【小学生集中強化クラス】(小1~6年生)週1回 120分
経験豊富な2名のネイティブ教師が、「フォニックス」、「読み書き」、「文法」、「会話」を重視して指導。テキストは黒板に写して生徒が顔を上げて教師と対話できるようにと工夫されています。
幼児期から英語を始めていない子どもに英文法を英語だけで理解してもらうのは難しいため、日本語の動画など、ところどころで日本語を使った方が効率よく勉強できるそうです。
言語形成期途中の幼児は英語だけでも保育できますが、小学生にもなると「母語である日本語の助けを借りながら英語を学習するほうが効率が良い」という研究結果が出ています。
これを「トランスランゲージング」と呼びます。
【Kids Club】(年中~小学2年生)週1回 55分
STEAM教育を外国人教師によるオールイングリッシュの環境で行います。
1年以上の英語学習経験と理解力が必要です。
英語学童コース
【E-Camp】(1~6年生)週5日/ 210分
この英語学童は、普段日本の幼稚園や小学校に通っている子どもの英会話力を上げる目的で開設されました。インターナショナルスクール以外の英語一貫プログラムとしてとても効果を上げているそうです。
やはり毎日通学すると英語力の伸びが格段に違うそうです。
コンセプトはここも「楽しくないと子どもは学ばない」。「学校の後の学童が面白くないと行きたくなくなるので、楽しいから通っているとそのうちに英語を話せるようになります」とのお話でした。
なんと、学校までのお迎えもあるそうですよ!
カリキュラム
14:30~ 16:00:登校してまずは、日本人スタッフのサポートで小学校の宿題を終わらせるのが先です。その後、おやつを食べて息抜きします。
16:00~ 18:00:サークルタイム、Zoo Phonics、少し休んで、毎月のテーマ学習。重要な語彙・表現、文法。アートやクラフト。ビデオと音楽も使いたくさん英語に触れます。学んだ英語を使ってミーティング。
*Eキャンプの生徒も定期的に小学生文法クラスを取り基礎力の強化を図ります。単体より他と組み合わせると効果があります。
今はオンラインでもインターの教育が受けられます!
あの!アオバインタナショナルスクールが作ったオンラインインター >> オンラインで本気でバイリンガルに!【GO School】公式サイトへ 説明会開催
オリジナルのカリキュラムと教材
カリキュラムと教材
Zoo-phonics Academyでは、カリキュラムチームがすべてのコースのレベル別年間カリキュラムとレッスン・プラン考案しています。
米国のZoo-phonics社のオリジナル教材と自社開発の教材を使用しています。(eラーニングは社外の教材を使用。)
英検について
国連英検ジュニアと実用英検が受験できます。
しかし、「勉強になってしまうと楽しさが薄れると判断し、特に英検合格を目指してはいない」そうです。園では話す力を着けることを第一の目標にしています。毎日通学していたら自然に英語力が着くので、「その成果として英検で腕試しをするのがよいでしょう」とのことです。
おっしゃる通りで、実は英検ができても話せるわけではありません。カエデは高校卒業時に2級に合格しましたが英語はほとんど話せませんでした。
お邪魔した当時、インター卒園生ではない英語学童(Eキャンプ)の小学3年生のお子さんが英検3級の一次に合格していました。2次の英語面接は全く問題ないだろうとのことでした。これはすごいですね!
まとめ:毎日続けるに勝るものなし
マネージャーや先生方とお話しして、スクール運営への情熱を感じました。
日本の子どもたちがどうやったら英語を話せるようになるのか、同時に、スクールに通う楽しさを維持するにはどうしたらいいのかを常に試行錯誤されています。
カエデが取材して感じた自由が丘校の大きな特徴は以下のようになります。
- 少人数制の徹底
- 経験豊富な外国人講師
- 高品質のカリキュラムと教材
外国語学習は毎日の継続に勝るものはありません。子どもが毎日通っても飽きないようにする工夫と、英語力や認知力の向上を同時に考えたインターナショナルスクールです。
国際結婚ハーフ・海外移住・海外駐在・早期英語教育に関するご相談をお受けします(有料)
ご相談者からは以下のようなメッセージを戴いています。
「今回は本当に救われました。
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