2000年から日本の幼児向けに英語インタープリスクールを、国内で26校開校し成功しているキンダーキッズ。海外校もカナダとハワイにあり、「日本の心」を幼児教育に取り入れた独自開発カリキュラムが人気です。
私の住むトロント市のお隣にあるオンタリオ州ミシサガ市に、2014年にカナダで初めて開校したキンダーキッズインタナショナルプリスクールを取材しました。
日本発の英語での幼児教育が、なぜカナダ人に受け入れられたのでしょうか?取材させていただきその魅力を探ってみました。
☝キンダーキッズ・カナダ校卒園式ビデオ
この記事を読んでわかること
- キンダーキッズ・カナダ校の情報
- キンダーキッズの保育カリキュラムや質
- キンダーキッズの世界規模の転園制度
- キンダーキッズ・カナダ校の保育士採用
キンダーキッズ・ミシサガ校とは
キンダーキッズ・ミシサガ校に入館してお迎えしてくれたのが制服を着たマネキンたち。可愛いデザインで保護者にも人気が高いそうです
キンダーキッズ・カナダ・ミシサガ校は、日本で好評な独自幼児教育カリキュラムをカナダの子どもたちに英語で提供するプリスクールという理念が受け入れられ、2014年の開校後すぐに人気校となりました。今ではウェイティングリストが伸びに伸びて、入園は2年待ち。妊娠中に申し込む人も多いそうです!
Rachel Kobayashi園長先生(右の女性)は日本生まれの日系カナダ人。9歳まで日本で暮らしていたので、英語も日本語も堪能なバイリンガルです。カナダで有資格保育士として働いた後、2011年に夫と共に、2人の幼いお子さんの日本語教育のため日本に教育移住しました。日本のキンダーキッズに職を得てすぐ本部のカリキュラム担当部署に配属されました。
その後、経験と知識を買われてカナダ・ミシサガ校創立時、スーパーバイザーとしてカナダに帰国し、今では運営を任されています。とっても明るい方で、私の地元でもある関西弁で楽しく案内してくださいました。
(*この記事を作成するにあたり、キンダーキッズから広告費などは一切戴いていません。)
関連記事
キンダーキッズ・カナダ基本情報
日本のキンダーキッズ本校と密に連携し、同レベルの高い保育の質を保っています。
キンダーキッズ・カナダ・ミシサガ校の概要は以下の通りです。
キンダーキッズインターナショナルプリスクール・カナダ・ミシサガ校の情報(表は横スライドします。)
URL | https://www.kinderkids.ca/ |
所在地 | 1575 Clarkson Rd N, Mississauga, ON L5J 2X1, Canada |
電話 | (905) 855-1111 |
園児数 | 最大141人 |
保育士数 | ~25人 |
園児の年齢 | 6か月~6歳 |
保育時間 | 月~金 7時~18時 |
施設 | 園庭、クッキングスタジオ、ジム |
グローバル・ミッション | 私たちは子どもたちの向上心、広い視野、創造力、多様性、そして知性を育みます。(カエデ訳) |
キンダーキッズ・カナダの特徴
キンダーキッズはなぜカナダに英語の保育園を作ろうと思ったのでしょうか。それは日本で開発した独自英語保育プログラムが英語の本場カナダで受け入れられるのかを試してみたかったという、創立者である中山貴美子、ウエィン・キム夫妻のチャレンジ精神が発端だそうです。
園長先生からじっくり聞いた話をまとめると、キンダーキッズ・カナダが成功した理由は以下のようになります。
①日本式の「Structure(規律)のある保育」をカナダの子どもにも合うようにアレンジした独自カリキュラム
②園児全員に目が届く小さいクラスサイズと保育士の数
③子どもの学習能力を過小評価せず、園児にチャレンジングだが到達可能な目標を設定
少人数クラス編成
クラス | クラス数 | 年齢 | 保育士:園児の割合 |
Infant(インファント) | 1 | 6か月~18か月 | 1:3(1クラス10人まで) |
Toddler(トドラー) | 2 | 18か月~30か月 | 1:5(1クラス10人まで) |
Jr. Preschool(ジュニア・プリ | 2 | 2.5歳~3.5歳 | 1:8(1クラス16人まで) |
Sr. Preschool(シニア・プリ) | 2 | 3歳~4歳 | 1:8(1クラス16人まで) |
Jr. Kindergarten(ジュニア・キンダー) | 1-2 | 4歳~5歳 | 1:13(1クラス16人まで) |
Sr. Kindergarten(シニア・キンダー) | 1-2 | 5歳~6歳 | 1:13(1クラス16人まで) |
(表は横スライドします)
カナダ・オンタリオ州は、日本の一般的な幼稚園や保育園に比べて1クラスの園児数も少なく、保育士1人に対する子どもの数も少ないのが特徴です。
その中でもキンダーキッズ・カナダ校は、特にジュニア・キンダーや シニア・キンダーのクラスサイズをオンタリオ州平均26人より少なく設定しています。
私が各教室に入ってまず気付いたのが、1クラスの園児数が少ないことと、園児が落ち着いていることでした。少人数クラスサイズこそが、保育士が園児1人1人に向き合える要因です。
厳しいオンタリオ州の規則
カナダは子どもの安全にはとても気を遣う文化を持ち、保育園や学校が守らなければならない規則は多岐にわたります。
特に保育士1人に対する園児の数はどんな場合も維持しなくてはいけません。そのため保育士が何らかの用事で教室を出る場合、急遽スタッフを調整できない時はマネージメントチームメンバーがクラスに入る場合もあります。
園内で掃除に使う漂白剤の濃度や蛇口から出るお湯の温度も州の規則で決まっていると聞いて驚きました。
保育士の資格
カナダの保育士資格にはRegistered Early Child Educator (RECE)というものがあり、各クラスルームに必ず1人は必要です。また、Ontario Certificated Teacher (OCT)の資格を持つ保育士もいます。資格がなくても保育園で働くことはできますが、RECEの保育士とペアを組んで仕事をします。
「子どもの年齢によってどんな能力があるか、子どもが何に興味を持ち、何を知りたがっているのかを、教育者は知っておかなければならない」という園長先生の言葉が印象的でした。
キンダーキッズは保育士のサポートに力を入れています。1年を通してトレーニングを実施し、折に触れて保育士と面談をし、必要に応じて教室にオブザーバーが入り、気付いた改善点を話し合っています。
費用とカナダのCWELCC
保育料はミシサガ市の他の園と同レベルです。ユニフォーム、教材、遠足は別途かかります。
近々カナダでは早期幼児教育に注目し、「Canada-Wide Early Learning & Child Care (CWELCC) System」という連邦政府の保育料補助制度が始まります。キンダーキッズ・ミシサガ(クラークソン)校も承認を受け、段階的に親の保育料負担の減額が始まり、2025年には1日10~12カナダドルでキンダーキッズの保育が受けられるようになるそうです。
オークビル校と将来の展望
カナダではもう1つ、キンダーキッズ・オークビル校(最大11クラス・園児190人の保育が可能)が2022年9月に開校しました。今後もオンタリオ州でスクール数を増やし、カナダでの需要に対応していく予定だそうです。
Famm(ファム)のキッズ無料撮影会をご紹介!プロに撮ってもらったら普通3万~5万円はする写真スタジオや写真館。それが無料になる嬉しいイベントが全国で定期的に開かれています。 かわいい盛りのお子さんの写真を上手く撮りたいけれど、素人に[…]
日本式幼児教育をカナダに取り入れた成功例
カナダの一般的な保育園との違い
カナダ、特にオンタリオ州では「Free Play(自由遊び」」という理念で運営されている保育園が主流で、「遊びを通して学ぶ」というスタイルが良いとされてきました。
一見子どもの自由を尊重した保育に見えますが、園児がそれぞれ好きな遊びをするため、これでは教室が騒がしく、保育士が何人いても園児1人1人を指導することが難しくなります。そして、大事な幼児期の学びの能力を伸ばしきれないという現実がありました。
そこで、カナダに日本式の保育士指導型「Structure(規律)」を幼児教育に取り入れたのがキンダーキッズです。
保育士指導型の幼児教育システムの中で、社会、宇宙、自然や人体について教えると、園児たちは興味を持って自分の周りの世界を探求し始めます。
キンダーキッズの日本式教育とは
子どもは一貫した繰り返しで学びを得ていきます。また、毎日の規則正しい生活の中に安心を感じるのです。
日本式Structureを取り入れた保育では、「一緒に学ぶ」、「一緒に歌う」、「皆でゲームをする」、「椅子に座る」、「順番を待つ」、「挨拶をする」、「一緒に食事をする」等、毎日の繰り返しの中で子どもたちは社会性を身に着けます。また、保育士の話を聞くことができるということは、子どもの安全を守るためにも必要です。
キンダーキッズで社会性を身に着けた子どもたちには「思いやり」の心も育ちます。また、お誕生会やその他の行事に呼ばれても、とても行儀が良いので他の親御さんたちが驚くくらいだそうです。
キンダーキッズの到達目標
キンダーキッズでは、Literacy(読み書き) とNumeracy(算数)を大事なライフスキルの一部と設定しています。卒園時には学習面および精神面で余裕を持って小学校生活をスタートできるレベルに到達することを目標にしています。
子どもたちは在園中、数年かけて興味のある
テーマをリサーチします。最終学年のシニア・キンダーでは、内臓の働きについてリサーチしてプレゼンテーションをする園児もいれば、ソーラーシステムや宇宙のガスについて発表する園児もいます。
子どもの好奇心をそそる豊富なカリキュラム
キンダーキッズは日本式の幼児教育をベースに、豊富な独自カリキュラムを作っています。卒園後どんなレベルの高い小学校に上がっても大丈夫だそうです。
中核のリテラシーと算数教育
サークルタイムとワークブックタイム
キンダーキッズではカリキュラムの中核である「リテラシー(読み書き)」と「算数」のスキルは、「サークルタイム(プリ・ティーチング)」と「ワークブックタイム」で学習します。
「サークルタイム」で、保育士はクラス全体にさまざまなアカデミックな内容を、ゲームやダンスを使って子どもたちにあらかじめ教え、「ワークブックタイム」では個々でワークブックに取り組み、習ったことを復習します。保育士は園児1人1人の習熟度を確認しながら指導します。
目標は150サイトワーズとジャーナル
トドラー(18か月)クラスで、フォニックス、クッキングとヨガレッスンを始め、ジュニア・プリスクール(30か月)クラスでサイトワーズを始めます。卒園時までに150個のサイトワーズに触れることができます。150個あれば園児でも子ども向けのどんな本でも85%読めるそうです。すごいですね!
キンダーキッズ卒園時までに、だいたいの園児はカナダの平均的な小学2~3年生程度の読みができるようになります。ジャーナル(日記)はシニア・プリスクールで書き始め、書き方の練習や算数のワークブックも始めます。
楽しさいっぱいのカリキュラム
もちろん、リテラシーや算数以外にも豊富なカリキュラムがあります。
組み体操やコーディングも
音楽、ヨガ 体育、アートやクラフト、クッキング、日本語とフランス語、そして2022年からシニア・キンダーにコーディングが加わりました。
体育には日本独特の組み体操も取り入れ、スピーディな身のこなしや協調性を促進します。また、現在の音楽の先生はプロのピアニストです。シニア・キンダーの園児は、カナダの保育園では珍しいピアニカを習い、サマーコンサートでは保護者の前で練習成果を披露します。
日本語やフランス語も取り入れ、世界には色々な言葉があることを知ります。そして、アフタースクールには希望者に週2回、近くの道場でテコンドーも教えてくれるそうです。
クッキングスタジオ
園内には素晴らしいクッキングスタジオがあります。ここで自分の食べ物を準備することで好き嫌いが減るそうです。
トドラークラスからクッキングクラスが始まります。園で使うプレイドーやスライムも子どもたちの手作りだそうです。
天候不順でも運動できるジム
外遊びができる園庭に加え、カナダの保育園では珍しい広いジムがあります。天候の悪い日でも子どもたちは運動ができます。
奥にはボルダリングの壁があり、子どもたちの運動機能強化に役立っています。石はオーナーのウエインさんが日本から持って来たそうです。一番上のグリーンジャイアントにハイタッチするのが子どもたちの目標です。
1年中イベントも盛りだくさん
1年を通じ、たくさんの季節のイベントを子どもたちは楽しみます。
カナダのハロウィーンやクリスマスパーティはもちろん、スポーツデイやサマーコンサートもあります。遠足は1月に1回の頻度であります。
スポーツデイで組み体操
スポーツデイでは、シニア・キンダーの子どもたちが日本の組み体操を数か月かけて練習し保護者に披露します。ブリッジもできちゃいます。
「カナダの親には軍隊みたいに見えるのでは?」という私の質問に、園長先生は、「いえいえ、カナダ人の保護者に大好評です」とおっしゃっていました。
インターに登園しなくても、現代はオンラインでもインター教育を受けられます。
あの!アオバインタナショナルスクールが作ったオンラインインター >> 本気でバイリンガルに!【GO School】の説明会申し込みはこちら
年代別クラスの内容
各教室にお邪魔したので、クラスの様子をご紹介しましょう。
インファント・クラス(6か月~1歳半)
教室に入っていくと女の子が真っ先に私に駆け寄ってきてくれました。久しぶりに赤ちゃんを抱けて癒されました。
キンダーキッズには2014年の開園当初インファントクラスはなく、育休明けの保育士が預けるところがないということで、それならばと、生後6か月からの乳幼児クラスを作ったそうです。
インファントクラスのサークルタイムでは、歌やお遊戯をして、本を読み、色や形を教えます。保育士が絶えず語りかけ、ジェスチャーを付けて歌を歌い出すと、子どもたちが興味を示して寄ってきていました。
ベビーマッサージも1週間に1回あり、便秘が治ったり寝つきがよくなるそうです。園長先生が資格をもっているので保育の先生たちに教えています。
トドラー・クラス(1歳半~2歳半)
トドラークラスに入っていくと「ハーイ」と挨拶してくれる子もいます。騒いでいる子が1人もいません。とても静かでした。
この日のサークルタイムは秋にちなんで七面鳥のクラフトでした。保育士がいろいろな色の紙で作った羽根を見せて、「Red」「Green」と子どもたちに教えていました。
トドラーからクッキング、ヨガ、フォニックスが始まります。
カナダは移民大国で、園児たちの家庭で使用する言葉やバックグラウンドの文化は様々です。インファント・クラスから、子どもたちは英語はもちろん、カナダやその他の国の文化にも慣れ親しんでいきます。
昼食とおやつ
ランチと2回のおやつはケータリングです。(6時までいる園児にはおやつは3回。)ランチは11時半頃から始まります。アレルギー食にも対応しています。
トドラーでも椅子に座って、食べ物で遊ぶことなくスプーンで静かに食べていました。家では好き嫌いのある子でも、ここでは出されたものを食べるそうです。
またトドラーからクッキングクラスが始まり、野菜や果物を自分で切って準備すると家では食べなかった子も食べるようになるそうです。
ジュニア・プリスクール(2歳半~3歳半)
このクラスから制服のトップスと帽子着用になります。
ジュニア・プリスクールでは12個のサイトワードを紹介します。
ハサミを使ったり、幼児用のライティングのワークブックやアクティビティブックを使用したり等、できることがどんどん増えていきます。
『Little Learners 』のリーダーを、テーブルごとに4人の班に分けて保育士と一緒に読みます。この小さい班に分けることで1人1人に保育士の目が届きやすくなります。
シニア・プリスクール(3歳~4歳)
このクラスから上下のフルユニフォームになります。
1週間に1回ジムクラスがあります。お道具箱やワークブックも使い始め、ジャーナルを書き始めるのがこの年齢です。
サークルタイムでみんな一緒に新しいことを学習した後、4人のスモールグループでワークブックタイムを使い復習をします。この時に、保育士が1人1人のワークブックを見ながら指導します。
ジュニア・キンダー(4歳~5歳)
ジュニアまたはシニア・キンダーは地元の幼稚園が始まる年齢でもあります。しかし、働く親にとって、3時に迎えにいかなくてはいけない、またランチやおやつの準備が必要な地元幼稚園に子どもを通わせるのはたいへんです。
地元幼稚園よりキンダーキッズのほうが教えてもらえることが多いので、卒園まで残る園児もたくさんいます。
シニア・プリスクールでジャーナルを始めますが、その年齢のジャーナルブックのライン幅は広く、鉛筆も6Bを使うので力を入れなくても書けます。年齢が上がるとだんだんとライン幅が狭くなり、鉛筆も硬くなっていきます。
このように、子どもが気付かない程度に年齢で道具を変えていくという細かな配慮がされています。
シニア・キンダー(5歳~6歳)
シニア・キンダーにもなると読むのがとても速くなるそうです。ジャーナルも数段落書けるようになります。コーディングもこの年齢で始まります。
ジュニアとシニア・キンダーではスペリングテストがあり、2週間同じ単語を出題します。そうすることで練習回数が増え、点数が上がり、それが自信に繋がるそうです。キンダーキッズは子どものやる気をサポートしながらできる子を育てます。
また、この年齢の子どもたちには競争心も芽生えてきて、他の子よりたくさん書こうと頑張る子も出てきます。子どもの性格も見ながら競争心も利用すると伸びるそうです。
ジュニアやシニア・キンダーになるとお昼寝がなくなり、マインドフルネスの時間がダウンタイムとなり、静かに本を読んだり好きなことをして過ごします。
学校とのコミュニケーションはアプリで
保護者との通信
保護者とのコミュニケーションはHiMamaアプリを使います。
保育士が頻繁に子どもたちの園での様子を写真でアップします。また、すべての家族は、1日のトイレの回数や食べた食事内容、アクティビティについて情報を受け取ることができます。
その他、保護者の質問に答えたりと、アプリは親と園のコミュニケーションに役立っています。私が20年前に育児をしていた時は考えられなかったテクノロジーです。
保護者の口コミ
キンダーキッズ・カナダのホームページに保護者の口コミがあったのですが、自社ホームページだと良いことしか書かないのでは?と思い他にも探してみました。
するとVimeoで保護者の口コミを見つけたのですが、とにかくベタ褒めです(英語)。
下に動画のURLを貼りました。「空きがあったらとにかく子どもを入れなさい。」ということです。
入園資格
キンダーキッズ・カナダ校では入園試験はありません。ウェイティングリストに登録するだけです。
全ての子どもがスムーズに園生活に馴染めるよう、保育士とマネージメントチームが協力体制を取っています。
ただ、ジュニアやシニア・キンダーの段階で入園を希望する場合は、お子さんのアセスメントをして親御さんと話し合うそうです。
キンダーキッズ・カナダ校には難聴や自閉症のお子さんもいます。オンタリオ州では自治体からコンサルタントが来てサポートします。またコンサルタントがその子に合った保育方法を保育士に指導してくれます。
海外のキンダーキッズに転園可能
広いクラスルーム
【海外転園制度】
キンダーキッズの目玉は、スペースがあれば、日本、カナダ、ハワイのどの園にも転園が可能で、特に追加の授業料は必要ありません。日本のキンダーキッズからカナダやハワイに短期留学(だいたい数週間から1か月)することができるのです。
ほとんどがジュニアかシニア・キンダーの年齢で来るそうですが、日本のキンダーキッズからの園児はすんなりクラスに溶け込みます。
他のスクールだと外部の提携校に留学するのが一般的です。しかし、キンダーキッズなら、同じ制服、慣れ親しんでいる教室環境とカリキュラムを持つ同一直営校に留学できるので子どもに戸惑いが少ないのでしょう。これは画期的なことだと思います。
多くの場合、親子で来られてAirbnbなどに宿泊するそうで、カナダ校では園に置いてある炊飯器の貸し出しが可能です。
英語に関しては、シニア・キンダーくらいの年齢の子は口から出るが、幼いとまだ出ない場合もあるそうです(でも保育士の指示は理解します)。ミシサガ校は園長先生が日本語OKなので親御さんも安心です。ただし、転園してくる園児に対してはすべて英語で通します。
まとめ:子どもは知りたがっている
幼児教育に学習を組み込むと、「幼児に勉強は不要、自由に遊ばせるだけで十分」と反論する人も多いでしょう。
しかし、キンダーキッズ・カナダ校を見学すると、規律のある落ち着いた環境の中で、子どもたちは好奇心を持って自分からすすんで学んでいることが分かります。
「自信を持ち、問題解決能力を付け、チャレンジできる子どもを育てると、彼らの世代が大人になった時に社会が変わる」と園長先生がおっしゃってられました。
「子どもの能力を低く見過ぎてはいけない」、「子どもは知りたがっている」ということが理解できる園訪問でした。
スタッフ募集中
キンダーキッズ・カナダ校はスタッフを募集中です。
カナダの保育士資格(RECE)を持っている、幼児教育(ECE)をカレッジで勉強している、ワーキングホリデーでカナダに行く、またはカナダの子どもたちと働いてみたい方はキンダーキッズに問い合わせてみてはいかがでしょうか?(カナダで働けるビザが必要です。)https://www.kinderkids.ca/
カナダでは短大卒で保育士になれます。カナダで2年の正規短大を卒業すると3年のワークパーミットが貰えます(留学または移民エージェントに要確認)。
また、すでにカナダ永住者でしたら、オンタリオ州では保育科を卒業すると授業料が全額返金されるECE Grantsという制度があるので利用してみてはどうでしょうか。https://ecegrants.on.ca/
この同じ記事を英語でも読めます。 >> Kinder Kids International Preschool Canada is for Your Kids!
シリコンバレー発・子どもが楽しめると評判のオンライン英会話が上陸。
☞ >> 4-12才向けの英語レッスン【NovaKid】無料トライアル公式サイト
子ども専門オンライン英会話スクールのNovakid(ノバキッド)は2017年にシリコンバレーで始まり世界展開しています。 日本には2020年に上陸。子ども向けの英語教育を理解した独自のカリキュラムや教え方で人気が高いです。 この[…]
国内での早期英語教育に反対したり、海外での日本語教育を親が諦める理由に、「バイリンガル児は言葉の発達が遅い」というものが信じられているようですが、これは迷信です。 ただ、それぞれの子供が本来持つ、言葉の発達のスピー[…]
☞ >> バイリンガル子育て相談へ