【ベーグルとビールとプーティン】モントリオールはグルメの街 

 

カエデ
コメこんにちは!マルチリンガル子育てブロガーのワーマン・カエデです。

トロントから夫とモントリオールへ小旅行に行きました。夫はすでに何度も行っていますが私は初めて。

ヨーロッパを思わせる街並みを歩き、博物館を訪れ、グルメを楽しめます。行ってみたくなりますよ!

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モントリオールの歴史をちょこっと

モントリオール(ケベック州)はトロント(オンタリオ州)に次ぐカナダ第2の都市です。16世紀にフランス人探検家ジャック・カルティエが最初に到着し、この土地をカナダと名付けました。実は先住民族が彼に「カナタ(村)」への道を示したら、それをこの大陸の名前と勘違いしたそうです。その後フランス人が続々と新天地を求めて入植。北米にフランス文化を持ち込みました。                                                                 

そしてイギリス人も入植。その後カナダを巡りイギリスとフランスの間で戦争が起こり、結果イギリスが勝ちカナダは18世紀にイギリス領となりました。(その後カナダはイギリスから独立。)

モントリオールは発展し続け、モントリオール万博やオリンピックが開催され、当時はカナダ最大の経済都市でした。しかし、カナダ国内のフランス系過激派が独立を求めて暴動を起こしたりしたため、カナダ企業が混乱を避けるため続々と本社をトロントに移してしまいました。

1995年にケベック州民に独立を問う住民投票が行われ、賛成49%対反対51%という僅差で独立は食い止められました。その後独立問題は落ち着いています。もし独立ということになっていたら、イギリスのEU脱退のように混乱していたかもしれませんね。

モントリオールの街並み

「北米のパリ」と呼ばれるくらい落ち着いた街並みです。2~3階建てのアパートメントの外に鉄製の階段が着いているのがモントリオール風です。(雪や寒い日に滑らないのかしらと心配になります。)ここはLe Plateau(ル・プラトー)という庶民の街。

 

旧市街地はこのようなライムストーン(石灰岩)でできた重厚な建物が多いです。

モントリオールオリンピック競技場

この競技場は特徴的なデザインですよね。国家事業にも関わらず工事が遅れに遅れ1976年のオリンピック開催時には空に向かって突起した部分はできていませんでした。またオリンピック開催の費用がかかりすぎ、債務を完済したのは30年後の2006年。夫から聞いた話では、このO(オー)の形をした円形競技場を、カナダ人はもじってBig Owe(ビッグオー)と呼んでいました。Oweとは借金の意味。

このオリンピックは私もよく覚えています。体操コマネチの10点満点連打の演技はすごかった!彼女はルーマニアの独裁者チヤウシェスク時代にひどい目に会いアメリカに亡命しました。

モントリオールベーグルはモチモチ

モントリオール名物のベーグルはモチモチしていて私がトロントで食べるパサパサした触感ではなく何も挟まなくてもおいしいかった!

モントリオールにはSt. ViateurとFairmaountの2軒の老舗のベーグル屋さんが競っているらしいです。私たちはSt. Viateurのものを食べました。味比べも面白いかも。

カナダのクラフトビールおいしいよ

日本も最近はクラフトビールブームのようですが、カナダも小規模なクラフトビールメーカー(マイクロブルワリー)が多く、フレッシュで喉越しの良いクラフトビールを飲むと喉を刺す大手ビールメーカーのビールは飲めなくなります。このパブはここでもビールを作っているようでステンレス製の醸造樽がありました。ケベック州はマイクロブルワリーの多い土地柄です。

天気の良い日にパティオで飲む冷たいビールは最高!赤いラズベリー味と黒いコーヒー味がおいしかったです。

考古学歴史博物館

歴史好きな私達夫婦は旅行に行くと必ず博物館に行ってその土地の歴史を垣間見ます。旧市街地にあるこの博物館の地下には19世紀当時の建物の土台や下水道が残っていて、それを一般公開しモントリオールの街の変遷を紹介しています。見ごたえがありました。

プーティンって知ってる?

プーティンとはモントリオール名物の食べ物で、揚げたてのフライドポテトの上にアツアツのグレービーとチーズカード(cheese curds)を載せたものです。(白いものがチーズカード)。向こう側に見えるのは夫が食べた肉入り。

チーズカードは日本で見たことがありませんが、発酵させる前のフレッシュチーズで、酪農のさかんな地域限定でしか食べられません。噛むとクチュクチュと音がするのでsqueaky cheese(スクイ―キーチーズ)とも呼ばれているらしいです。

プーティンはモントリオールに限らずカナダ人の大好物。ハイカロリーでカナダ人は必ず「太るけどおいしいんだよね。」と言い訳をしながら食べます。このプーティン屋さんLa Banquise 24h は24時間営業にもかかわらず私達が行ったときは御覧の通り長蛇の列でした。

モン・ロワイヤル

モントリオールにはモン・ロワイヤルという低い山があります。階段があり20分くらいで頂上に着きます。

頂上からの見晴らしは最高!

頂上にはこのような休憩所も。

スモークミートサンドイッチ

グルメの街モントリオールのもう一つの名物はスモークミートサンドイッチ。夫はファット(脂身)の多い部分を頼み、もらって一口食べたけれどめちゃくちゃジューシーでした。

モントリオーラーはバイリンガル

最後に、私はマルチリンガルブロガーなのでやはり言葉について。

モントリオールのあるケベック州はフランス語が公用語です。その他の州は英語が公用語。(ニューブランズウィック州は英仏2か国語が公用語。)しかし、やはり英語の威力に押され気味でケベック州政府はフランス語保持に神経質になっています。カナダのフランス語母語話者の45%が英語とのバイリンガルであるのに対して英語母語話者のバイリンガル率は10%未満。(カナダ国勢調査参考)

経済活動もさかんなモントリオールはバイリンガル率の高い街です。歩いているとフランス語と英語両方聞こえ、自由に使い分けているのがわかります。それと異人種同士のカップルやグループが多いのも印象的でした。トロントもマルチカルチャー都市ですが、どちらかというと同じ民族で固まっている感じです。

モントリオールで私が下手なフランス語で話しかけると英語で返されましたが、それでもフランス語で通すとフランス語に切り替えてくれました。カナダのフランス語はケベコワといってフランスのフランス語とは違って聞こえます。方言のようなもので、カナダでフランス語を学んだ我が家の子ども達もケベコワフレンチを話します。

モントリオーラーはとても感じが良く親切でした。話しかけると気軽に答えてくれます。街並みも素敵だし、食べ物もおいしいので、きっと楽しめると思いますよ。(冬は長くて寒そうですが。)

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